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大学は「プロジェクト」でこんなに変わる アカデミック・アドミニストレーターの作法
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2008/05/24 |
JAN | 9784492532447 |
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大学は「プロジェクト」でこんなに変わる
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大学は「プロジェクト」でこんなに変わる
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
あまり大学内での実際の仕事についてが明らかにされる機会は多くないので、大変興味深い。 自分の周囲を見てなるほどと思う点も多いが、「やはり早稲田だから」というところもある。 大学を取り巻く環境は大きく変化してきているが、過去の経緯等から、変化に適応していくのは容易ではなく、何か...
あまり大学内での実際の仕事についてが明らかにされる機会は多くないので、大変興味深い。 自分の周囲を見てなるほどと思う点も多いが、「やはり早稲田だから」というところもある。 大学を取り巻く環境は大きく変化してきているが、過去の経緯等から、変化に適応していくのは容易ではなく、何かが必要なのだろうなとは認識した。 その何かが今のところ具体的に分からないのと、分かったとしても実現は難しいのだろうなとは思う。
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本書は、早稲田大学理事(2008年当時)の高木直二氏らが早稲田大学職員として実施してきた数々の「プロジェクト」の事例や、実際の運営手法を、高木氏を含む早稲田大学教職員有志で構成する自主的研究グループ「WISDOM@早稲田」がまとめたものである。 「個」として大学に属する教員...
本書は、早稲田大学理事(2008年当時)の高木直二氏らが早稲田大学職員として実施してきた数々の「プロジェクト」の事例や、実際の運営手法を、高木氏を含む早稲田大学教職員有志で構成する自主的研究グループ「WISDOM@早稲田」がまとめたものである。 「個」として大学に属する教員とは異なり、「組織」として大学に勤務する職員だからこそ可能な大学変革の手法として、「プロジェクト」の有効性、実用性を提唱し、「プロジェクト」の構築から終結までの運営方法や、注意するべき事項が丁寧に説明されている。 また、もともと、早稲田大学内の職員研修テキストとして作成されたものということもあって、大学職員の基本的な在り方についても触れられており、何より大学職員によって書かれたものなので、業務内容を超えて強く共感できる部分も数多く、自己の大学職員像を構築する上で、非常に参考になる1冊だと思う。 さて、本書を通して、ぼくが強く感じたのは、「大学への先入観」によって、今まで多くのことを見落としてきたのではないか、ということである。 例えば、大学の取り組みとしての「成功事例」や「先進事例」を模索した時に、自身の所属する大学を基準として、同じような規模の大学や、似た環境にある大学だけを模索対象とし、旧帝大や、早稲田大学のような有名私立大学を、そもそも除外して考えてはいなかっただろうか。 本書の中で紹介されているプロジェクトが、早稲田大学の規模、実績があるからこそできたことだというのは否めない。資金力や環境によって、実現可能なプロジェクトの規模は限定されてくるだろう。 ただ、ぼくは、こうした事例を見る場合に、どうしても「実施した機関」と、「規模」、そして「結果」に目が向いてしまいがちになってしまうのだが、本書の中で「WISDOM@早稲田」の皆さんが説明しているのは、大学におけるプロジェクトの有効性と運営手法であって、おそらくその規模や結果ではない。 規模、実績、歴史…等々様々な要素が異なる大学が実施したプロジェクトを、同じように実施したからと言って、同じ結果を得ることは難しい。ほとんどの場合不可能だと思う。それは手法についても言えることで、仮に環境が似ているからと言って、同じ手法を採って、同じ結果を得られるとは限らない。 であれば、仮に他者の事例に学ぼうとするのであれば、「成功事例」「先進事例」を模索する場合に大切なことは、実施機関の「規模」や「結果」の違いにとらわれることなく、自身が求める結果を生み出すために、成功している、また進んでいる手法を、いかに自身の環境に落とし込むことができるかどうかであり、事例と同じ「結果」を求めることではないのではないか。 本書について言えば、早稲田大学職員によって実施されたプロジェクトを見習おうとするのであれば、その運営手法を、求めている結果に基づいて、いかに自己の所属する大学に適した形に落とし込んだ上で採りいれるのかが大切なのだろうと思う。しかも、どんな規模であれ、プロジェクトの運営に必要な事項というのは、本書の中でまとめられている。 そのように考えると、採りうる手法の選択肢は、「結果」や「規模」にとらわれている場合とは比べ物にならないほど大きな広がりを見せるように感じられる。 ただ、逆に言えば、今までは「結果」や「規模」にとらわれるあまり、非常に多くのものを自ら見落としてしまっていたのではないか、とも思う。 本書の冒頭で、高木氏が「大学は人間とアイディアの育成・製造装置です。そこから生み出されるものが『人』や『思考』だからこそ、大学の社会的価値は巨大なのです。大学職員はそうしたすばらしい可能性を持った職場を与えられています。大学職員が元気になれば、大学がいきいきと躍動し、学生に楽しく学んでもらい、研究活動を活性化し、社会を元気にすることができるのです。」と述べているが、大学がそうした役割を果たすために、大学職員ができることを探す上で、大きなヒントをくれた1冊であったと感じている
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早稲田大学の情報系の事務職員が教員と協働して大学改革に取り組んだ事例を紹介しています。 早稲田ならではの関連企業を巻き込んだ大きな取組などは他大学ではなかなか真似できないとは思いますが、プロジェクトを実行する上でヒントとなる言葉や行動の仕方について、大変勉強になります。
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