商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ベースボール・マガジン社 |
発売年月日 | 1983/07/13 |
JAN | 9784583023465 |
- 書籍
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御堂筋の凱歌
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御堂筋の凱歌
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プロ野球監督通算勝利数歴代1位(1773勝)であり「親分」と呼ばれた筆者の人生の「艱難辛苦」が分かる1冊。 読んでいて感じたことは、文面が非常に優しく、読む前は気が強そうなイメージを持っていたが、それが覆った。あえて「艱難辛苦」と表現した理由は、選手や監督として積み重ねた勝ちの喜びより、その為の苦労や辛さのほうが強く印象に残っているからである。 戦前、大学を卒業後すぐに南海ホークスに入団し主将。そして、ホームラン王を獲得。その後、戦争を中隊長として経験、南海ホークスに戦後も戻りプレイングマネージャーを皮切りに、23年間監督を務めた。1度しかBクラス(4位)はなく、そのほとんどが優勝か2位という紛れもない名将。 しかし本著の中で『野球の監督という商売は、実際しんどい商売である。 中略 いっときも心の休まるときはない。勝っている時でも、実際もう投げ出そう、こんな苦しいことには耐えられん思ったことも幾度かある』と後半に記されている。そこには、現場での選手の起用法、育成や勝利への試行錯誤はもちろん、有望選手を巡るスカウト合戦や突然の不幸などの人生の波乱のすべてが詰まっている言葉なのではないかと思う。 ただ、実際に投げ出さなかったところに、男としての性分と日々を生き抜く力強さを感じずにはいられなかった。朝ドラになりそうな人生を簡潔に読めたことに、非常に感謝している。
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