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巨匠たちのラストコンサート 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/05/20 |
JAN | 9784166606368 |
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巨匠たちのラストコンサート
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巨匠たちのラストコンサート
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] フルトヴェングラー、バーンスタイン、カラヤンからロストロポーヴィチまで-音楽と人生への“思い”が鮮明に刻印された、クラシックの巨匠たち九人の「最後のコンサート」の物語。 [ 目次 ] 第1章 音楽は止まったか-トスカニーニ 第2章 第三楽章で止まった指揮棒-バーンスタイン 第3章 何の事件もなかったコンサート-グールド 第4章 交響曲史の「始点」と「終点」-フルトヴェングラー 第5章 「ゴルゴダの丘に向かうイエス・キリスト」-リパッティ ボーナストラック 最後の指揮はフリーメーソンのために-モーツァルト 第6章 ブルックナーでピリオドを-カラヤン 第7章 札幌・厚生年金会館にて-カラス 第8章 「俺を聴きたければ地の果てまでついてきな」-クライバー 第9章 ステージも客席も涙した『悲愴』-ロストロポーヴィチ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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ここに出てくる巨匠たちの多くは自らのカリスマを維持するために最後まで足掻く。 「引き際が思ってたよりかっこ悪くてがっかりした」との声も何度か聞いた。 けれどそれでいいんじゃないだろうか。ときに醜いほどに、ときに滑稽なほどに足掻いてこその人生。天晴な最期だと思う。 個人的に大好...
ここに出てくる巨匠たちの多くは自らのカリスマを維持するために最後まで足掻く。 「引き際が思ってたよりかっこ悪くてがっかりした」との声も何度か聞いた。 けれどそれでいいんじゃないだろうか。ときに醜いほどに、ときに滑稽なほどに足掻いてこその人生。天晴な最期だと思う。 個人的に大好きなのがバーンスタインのラストコンサート。 「そこにいる」だけでオーケストラを支配した、死にかけのマエストロとかかっこよすぎるだろ。
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僕はこの本を楽しめた。音楽を生業とする人々、それも巨匠と呼ばれる人たちの引き際のかっこ悪さにはまったく同感。 アマゾンの読者レビューがとにかく面白い。クラシック音楽ファンというのは、この類の書き方、巨匠の扱われ方に我慢が出来ないらしい。著者をクラシック音楽を理解しない人、音楽に愛...
僕はこの本を楽しめた。音楽を生業とする人々、それも巨匠と呼ばれる人たちの引き際のかっこ悪さにはまったく同感。 アマゾンの読者レビューがとにかく面白い。クラシック音楽ファンというのは、この類の書き方、巨匠の扱われ方に我慢が出来ないらしい。著者をクラシック音楽を理解しない人、音楽に愛情が無い人とこきおろすレビューが並ぶ。 これは愉快である。 そんなレビューを書く人こそ、音楽と向き合う能力が無い人のような気がしてならない。
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