商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社 |
| 発売年月日 | 1996/02/01 |
| JAN | 9784037261108 |
- 書籍
- 児童書
クラバート
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クラバート
¥1,760
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商品レビュー
4.2
132件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
印象深いタイトル、こちらをじっと見つめる半人半鳥の人目を引く表紙 著者がプロイスラーなら面白いに違いないと思いつつ、近寄りがたく、いつか読みたいと思いながらやっとこの度読了。 両親が天然痘で亡くなり、みなしごとなった14歳の少年クラバートが、仲間と3人で門付けをするシーンから始まる。 ある日クラバートはこんな夢を見る。 木にとまっている11羽のカラスたちがじっとこちらを見ている。 すると遠くから自分を呼ぶしわがれ声が聞こえる。 「クラバート、クラバート」 「シュバルツコルムの水車場へ来い。おまえの損にはならぬだろう」 その後何度も同じ夢を見たクラバートは、仲間には告げずに一人シュバルツコルムに向かった。 水車場に着くと眼帯をした親方に出会う。弟子がほしいというのだ。自分の声でない声が「なりたいです」と勝手に答え、水車小屋で働くことになった。 しかしそこは… やっぱりプロイスラーは面白い。 奇想天外な発想、自分の感覚なのか、誰かの感覚が自分に入り込んでいるのか、過去なのか今なのか… わからなくなるけど、引き込まれる。 50年以上前に書かれた本だけど、イラストがモダン。 表紙や挿絵に登場のカラス人間の絵がなぜか藤井風さんに見えちゃう。 私も幻覚の世界に入っちゃったのか。 下巻へ行って参ります。
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以前読んだ時はつまらないと思ったが、今回はおもしろいと思った。なぜだろう? 実際にドイツのラウジッツ地方に伝わる伝説を題材として、プロイスラーが創作した話。 14歳のクラパートは村から村へと物乞いをして暮らしていた。が、ある夜不思議な夢に導かれて、荒地の水車場で働くことになる。...
以前読んだ時はつまらないと思ったが、今回はおもしろいと思った。なぜだろう? 実際にドイツのラウジッツ地方に伝わる伝説を題材として、プロイスラーが創作した話。 14歳のクラパートは村から村へと物乞いをして暮らしていた。が、ある夜不思議な夢に導かれて、荒地の水車場で働くことになる。その水車場の親方は魔法使いで、クラパートは魔法もならいながら、職人として働くのだが‥。 ご飯が食べられて、暖かい布団で寝られることをありがたがるクラパートに時代のありがたさを感じた。
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中学校の国語の便覧に載ってて、ずっと目が合っていた本をようやく読めました。 こんな話しだったのね。 想像より千と千尋に影響を与えていて驚き。 自立と不安について考える。
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