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空からぎろちん 講談社文庫
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空からぎろちん 講談社文庫

中島らも【著】

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空からぎろちん 講談社文庫

680

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2008/05/14
JAN 9784062760546

空からぎろちん

¥680

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2017/03/04

久しぶりの中島らも。 そう、これだよこれ! 笑いがあるがその隙間に深淵があるこの文章が今足りない。 予言めいたことが結構チラホラしているのも興味深い。

Posted by ブクログ

2013/03/13

「よく”あのとき勉強していたら”というようなことを言って悩む人がいるが、人間は所詮なれるものにしかなっていないのだ。その時点その時点で自分にとって一番大事なものを選択していった、その積み重ねが今自分の立っている場所なのである。後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれ...

「よく”あのとき勉強していたら”というようなことを言って悩む人がいるが、人間は所詮なれるものにしかなっていないのだ。その時点その時点で自分にとって一番大事なものを選択していった、その積み重ねが今自分の立っている場所なのである。後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。」(P145)。同じ内容がP213にも見られます。これが中島らもの基本スタンスなのですね。

Posted by ブクログ

2012/08/23

「後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。」  中島らもは長編小説もだしているけど、この本みたいなショートエッセイがたまらなく面白い。あと、人間の嫌なところがチラッと見える怪談もよい。  著者の本を一...

「後悔する必要はみじんもない。むしろ不幸とは、夢中になれることから目をそらせて自分を不自然にたわめていくことの中にある。」  中島らもは長編小説もだしているけど、この本みたいなショートエッセイがたまらなく面白い。あと、人間の嫌なところがチラッと見える怪談もよい。  著者の本を一冊でも読むと、他人に対する優しいまなざしがひしひしと感じられて、なんかホッコリとする。だからやわらかくなりたい時に読むと、肩肘張らない気の抜けた文章だからユーモアもシリアスもスッと入ってくる。笑ったり考えさせられたり。    著者本人もたまらなく変な人だけど、その周りの人も変で類が友を呼んでいる。  色々屈折してはいるんだけれど、こんな優しさを持ち続けられたことが素晴らしいのではと思います。

Posted by ブクログ

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