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あっかんべェ一休(文庫版)(上) 講談社漫画文庫
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あっかんべェ一休(文庫版)(上) 講談社漫画文庫

坂口尚(著者)

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あっかんべェ一休(文庫版)(上) 講談社漫画文庫

968

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1998/10/08
JAN 9784062604741

あっかんべェ一休(文庫版)(上)

¥968

商品レビュー

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2024/02/18

とんちで知られる一休宗純。 その人生は波乱にみちたものであった。 将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。 高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。 矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間の...

とんちで知られる一休宗純。 その人生は波乱にみちたものであった。 将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。 高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。 矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間のなかで、どのように生き、そして死ぬのかを考えるきっかけとなる傑作。 上巻では、後小松天皇の子として産まれたが、宮中の争いを避けるため寺に預けられ、天賦の才でとんち小僧として名を馳せた小僧時代、民衆を禅の教えにより救うべき寺が天皇の庇護や商人の金を求める偽善に気づき民衆に寄り添う謙応和尚や華そうの弟子となる修行僧時代。 「一休さん」では描かれていない出自を隠さなければならないやり切れなさ、悟りを得る為の修行僧としての心の持ちようや形、悟りをひたすらに追い求める若き一休の苦悩が描かれていて、青春時代漫画のような爽やかさ熱さがある大河漫画前編。 アングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞し、世界からの評価が高まる坂口尚。 その遺作となる本作は、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した幻の作品。

Posted by ブクログ

2013/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

坂口尚さんの漫画は、堅苦しいと言ってはなんだけど手塚漫画のようなエンターテイメント性が全然ない。だけど、生とは何か?という問いに対してひたすら真正面から向き合っていて、読んでいると真摯な気持ちになれる。

Posted by ブクログ

2013/01/06

もう何百回単位で読み返しているが、その度に新しい気づきがあり、そして読むたびにその静謐な世界に引き込まれる。ものすごくレベルの低い話で、かつ異論もあることを承知の上で言うなら、作者である坂口尚は個人的には大友克洋より絵が上手く、手塚治虫よりストーリー作りが上手だと思う。なぜこんな...

もう何百回単位で読み返しているが、その度に新しい気づきがあり、そして読むたびにその静謐な世界に引き込まれる。ものすごくレベルの低い話で、かつ異論もあることを承知の上で言うなら、作者である坂口尚は個人的には大友克洋より絵が上手く、手塚治虫よりストーリー作りが上手だと思う。なぜこんなにも素晴らしい作家さんが世に知られることが少ないのか、忸怩たる思いの反面、そういう位置づけこそが坂口氏に相応しい気がしなくもない。幸村誠が目標とする作家として坂口氏を挙げられていたのは非常に嬉しかった。彼の作品もまた、描き続けられる限り、読み続けて行くことになると思う。

Posted by ブクログ

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