商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1983/05/25 |
JAN | 9784041500033 |
- 書籍
- 文庫
時の石
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時の石
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商品レビュー
3.7
11件のお客様レビュー
栗本薫さんのいつまでも色褪せない、日常のようで世界が変わっていくSFが面白いなぁと思う。 時の石 人によって重みが違い、一番幸せな時に時間を止める石。石も印象深いけど、自分にとっての、大好きな先生と自分を引っ張ってくれる同級生がいたらいいな 黴 小松左京のような黴が人類をあっ...
栗本薫さんのいつまでも色褪せない、日常のようで世界が変わっていくSFが面白いなぁと思う。 時の石 人によって重みが違い、一番幸せな時に時間を止める石。石も印象深いけど、自分にとっての、大好きな先生と自分を引っ張ってくれる同級生がいたらいいな 黴 小松左京のような黴が人類をあっという間に征服する絶望。黴の白が清く、それでいて禍々しい光景なのだと思う BURN 紫の太陽、オレンジの苔、緑のビル。いったん崩壊した世界に慣れてしまったら、また秩序と階層の現代社会に戻るのは難しそう
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時の石、黴、BURNの3編。以前読んだことがあり再読。時の石、黴が印象深い。特に黴、最終場面で引用される「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」の詩がぴったりあう。時の石もラストのシーンとそれまでの流れが印象的。それに比べるとBURNは少し印象が薄い。語り手の楽天的な語りにはなん...
時の石、黴、BURNの3編。以前読んだことがあり再読。時の石、黴が印象深い。特に黴、最終場面で引用される「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ」の詩がぴったりあう。時の石もラストのシーンとそれまでの流れが印象的。それに比べるとBURNは少し印象が薄い。語り手の楽天的な語りにはなんかイメージが悪いという感じかな。
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20年以上前に読んだきりなのに、嫌なことがあると、時の石を抱いて寝れば、いやそれはダメなんだ!と思う。 時の石が無くても、同じことはできるが、ダメなんだと思う。 黴の話しは、世紀末の風景の心象風景と化した。
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