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ゆうこのキャベツぼうし こどものとも絵本
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2008/05/16 |
JAN | 9784834023282 |
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ゆうこのキャベツぼうし
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ゆうこのキャベツぼうし
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
「ぐりとぐら」の絵を描かれた、「山脇百合子」さんが、物語も含めて表現された、オリジナル絵本は、『母の友3月号』にちょっとだけ掲載されていたけれど、その平凡に思われた内容の意外さが、ずっと気になっていて、今回、改めて完全版を読むことで、「ああ、百合子さんの絵本だなあ」と、しみじみ...
「ぐりとぐら」の絵を描かれた、「山脇百合子」さんが、物語も含めて表現された、オリジナル絵本は、『母の友3月号』にちょっとだけ掲載されていたけれど、その平凡に思われた内容の意外さが、ずっと気になっていて、今回、改めて完全版を読むことで、「ああ、百合子さんの絵本だなあ」と、しみじみ感じることが出来たのが、何より嬉しかった。 物語は、畑のおばさんから貰った、大きなキャベツを抱えた「ゆうこ」の絵から始まり、彼女が歩いているとお日さまが照ってきたので、その葉っぱを一枚取って、帽子の代わりに被ったが、それが大きすぎて前がよく見えないため、「こぐま」にぶつかってしまう。 「いたたたた。よく みて あるいてよ。ぼうしを ちゃんと かぶらないからだよ」 「ごめん ごめん。これ キャベツなの。こぐまさんも かぶる?」 「うん。かぶりたい」 そして、ゆうこは葉っぱを一枚取って、こぐまにあげると、その耳だけ出して被った姿が可愛らしく、「すずしくて いいな」と大絶賛。 こぐまと歩いていると、「こぶた」と、こぎつねの「つねこ」と出会い、お揃いの帽子を羨ましがる彼等にも一枚ずつあげると、「いいにおい」、「とっても おしゃれね」と、これまた大絶賛。なんだか見ていて、幸せがどんどん広がってゆくような気持ちにさせられて、心がぽっと温かくなる。 やがて、原っぱに着き、そこにいた「うさぎ」にもあげると、被りながらも「おいしそう」と、ちぎったそれを持った姿に、そういう見方もあるねと感心していたら、皆で『おおかみおに』という遊びをやるみたい。とはいっても、鬼ごっこの鬼が狼になっただけなんだけど、その皆の楽しそうな様子を微笑ましく見ていたら、なんと、本物のおおかみが現れたから大変! それに驚いた皆は、本気で逃げ隠れする中、ついにこぶたが捕まってしまい、「たーすけてー」と声をあげる中、ゆうこはキャベツを投げて、それと引き換えにこぶたを助けようとするが・・・。 山脇百合子さんの絵本について、絵は当然のことながら、物語の内容にも素朴で温かい優しさを感じさせられるのは、やはりお人柄なのではないかと思い、それは、人間のゆうこと動物たちが一緒に仲良く並んでいる表紙もそうだし、鬼ごっこの名前にもなるくらい怖いものと思われている狼が、必ずしもそうであるとは限らないこともそうだし、それ以上に最も胸を打たれたのは、皆がそうする中で唯一、おおかみだけが違うことをする場面で、そこには、おおかみ自身がそっと心に秘めた、皆への思いが込められているようで、人は決して見た目だけで判断してはいけないことの大切さを教えてくれるし、そんなおおかみ自身の幸せをさり気なく見せてくれた、百合子さんの裏表紙の絵にも、そうした思いがいっぱいに込められている。
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6分くらい。 畑のおばさんから大きなキャベツをもらったゆうこ。日が照ってきたのでキャベツの葉っぱを1枚頭に乗せて歩いて行きます。 途中、クマ、ウサギ、キツネ、ブタに会って一緒に帽子をかぶって狼鬼をして遊んでいると…。
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期待通り、ほのぼの。 本当はお友達と仲良くなりたいのに、かたひじはっちゃって、、、っていう、おおかみ君のような子、いるよね。
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