商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/04/28 |
JAN | 9784062146432 |
- 書籍
- 書籍
りすん
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
りすん
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前知識なく、なんとなく手に取ったが、意外とよかった。 ともすれば陳腐になりそうな兄と妹のとめどない会話が、なぜかまったく鼻につくこともなく、愛おしさを覚えるのはなぜだろう。 惜しむらくは、本当は芥川賞受賞の「アサッテの人」と連作らしいので(続編ではない)、そちらから読むべきだったと言うことを後になって知った。 ラスト、あさこが自分の死におびえるシーン、もっとお兄ちゃんと会っていたいというシーンは、ベタなシーンであるにも関わらず、不覚にも泣きそうになった。 不思議なのは、二人の会話が好きだったので、一部書き写そうかと思ったが、何処を切り取ってもなにか違う感じがするし、具体的にどの部分が一番大切なのかもわからなくなって結局やめてしまったこと。二人の会話は一部を切り取ってしまってはだめなのだ。
Posted by
アサッテ実践編……にしては、内容が幼稚。 カップルで創作する・通用する言葉、というレベルに落ちてしまっているのでは。 また「書かれている」という意識も……うーむ…… 決して悪くない。なのに何か物足りない。 しかし最終2ページの仕掛けにはぐっとくる。 作者の心優しさが効い...
アサッテ実践編……にしては、内容が幼稚。 カップルで創作する・通用する言葉、というレベルに落ちてしまっているのでは。 また「書かれている」という意識も……うーむ…… 決して悪くない。なのに何か物足りない。 しかし最終2ページの仕掛けにはぐっとくる。 作者の心優しさが効いている。 ……単行本で買ったら文庫が出るという、バッドタイミング。
Posted by
これは、面白い。 小説の世界に浸る本はたくさんあるけど、この本は、小説とこちら側のあわいを体感する本だ。 この体験は初めて。
Posted by