商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新書館 |
発売年月日 | 2008/05/27 |
JAN | 9784403501159 |
- コミック
- 新書館
西洋骨董洋菓子店(文庫版)(1)
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西洋骨董洋菓子店(文庫版)(1)
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商品レビュー
4.6
22件のお客様レビュー
みんななにかを抱えながら生きている。でも人生、そう捨てたもんでもないさ。 チュ・ジフンの映画もなかなかよかったな。
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告白した相手から「早く死ねこのホモ!」とひどいことを言われるシーンから始まります。よしながふみ先生だからきっと意味のあるシーンなんだろうと読み進められるけど、こいつまじでひどいな…と思ってしまいました。 そこから3人の回想シーンが連続で出てきてなんか斬新ですが、その後洋菓子店で...
告白した相手から「早く死ねこのホモ!」とひどいことを言われるシーンから始まります。よしながふみ先生だからきっと意味のあるシーンなんだろうと読み進められるけど、こいつまじでひどいな…と思ってしまいました。 そこから3人の回想シーンが連続で出てきてなんか斬新ですが、その後洋菓子店での物語が始まっていきます。 1巻はお店にやってくるお客さんにフォーカスして引きこもごもって感じですが、2巻から3人+1人の話になっていきます。 ゆったりした日常が描かれつつ、3人のこれまでの人生が垣間見えたり、少しずつ傷(本人が傷と思ってるのかは分からんけど)が癒えていったりします。 冒頭シーンのなんであんなひどいこと言ったのかとかも少しずつ分かってきて、やっぱりさすがよしながふみ先生やなあとしみじみしながら読みました。
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何度目かの再読。何も解決しない、怖いものは怖いし、つらいものはつらい。それでも他人を犠牲にしない少しの笑いを携えて毎日を歩く。2番目に好きなこと、ちょっとだけ得意なことを仕事として毎日働く。もし生活の糧が空から5億降ってきたら働かないだろうけど、そんなことはないので日々働く。好き...
何度目かの再読。何も解決しない、怖いものは怖いし、つらいものはつらい。それでも他人を犠牲にしない少しの笑いを携えて毎日を歩く。2番目に好きなこと、ちょっとだけ得意なことを仕事として毎日働く。もし生活の糧が空から5億降ってきたら働かないだろうけど、そんなことはないので日々働く。好きなものは好き、嫌いなものは嫌い。そうやって生きてくんだよなぁ、まあいっか、と思える。 インタビュー本を読みつつ、こちらを読み返すとさらに感慨深いものがある。作者が想いを込めてひねくりだした、というよりは、作者の日々の考え、好みがサラッと出ているのがこの方の作品で、だから気負わず読めるのに根底にあるものに感銘を受けるのだろう。哀しみを持ちながら笑って生きる。
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