地域再生とネットワーク ツールとしての地域通貨と協働の空間づくり

岡田真美子【編】

• 販売会社／発売会社: 昭和堂
• 発売年月日: 2008/03/31
• JAN: 9784812208274

商品レビュー

2012/06/19

p21
コミュニティマネーの提唱者：ベルナルド・リエター
「地域」という空間を共有しているだけでは「コミュニティ」にならない。そこに与え合うという関係性が生じてその関係性がネットワークしたとき、はじめて「地域」は「コミュニティ」になるのである。

p100
CSA(Community Supported Agriculture：地域で支える農業)
農家が近くの消費者と農シーズン前に会員契約をし、回避をあらかじめ徴収する。多品種少量の無農薬有機栽培が可能に。
消費者は、農家を訪れ、とれたての旬の野菜を持ち帰る。時間があれば、農作業を手伝う。

p137
マルチハビテーション：
成熟した都市環境としてのインナーシティ、開放的かつ近代的な住環境のニュータウン、豊かな自然環境があるムラおこしの連携関係構築

p141
まちかど研究室「ほんまちラボ」

p187
震災（阪神・淡路）後の課題：
仮設住宅や災害復興公営住宅において、ヨコの関係をつくること
ある団地の出の事例：
途中におかれたベンチでに男性が集まり井戸端会議
→自治会の必要性の認識
→人間関係構築のためのイベントやスペースの構築
・中核を担ったのが、定年退職者を中心にした男性
・人が集まる「ベンチ」というしかけ

p193-199
民と官がともに公を担う協働の実践
１．人と場所　２．情報　３．資金　４．ネットワーク