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バリ5な商品開発学 “高感度
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バリ5な商品開発学 “高感度"ヒット商品はこうしてつくる

染谷清文【著】

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バリ5な商品開発学 “高感度

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大手出版事業部/自由国民社
発売年月日 2008/04/23
JAN 9784426104429

バリ5な商品開発学

¥1,430

商品レビュー

3

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2008/09/26

そうすると、そう簡単に商品を卸さないというような状態になってきたのです。 昔からの慣用句にあるように、まさに「そうは間屋が卸さない」といったところでしょうか。 10年ほど前は、小売業がどんどん大きくなってしまって、売上がどんどん上がっていたので、間屋はペコペコと頭を下げて、値引き...

そうすると、そう簡単に商品を卸さないというような状態になってきたのです。 昔からの慣用句にあるように、まさに「そうは間屋が卸さない」といったところでしょうか。 10年ほど前は、小売業がどんどん大きくなってしまって、売上がどんどん上がっていたので、間屋はペコペコと頭を下げて、値引き競争をしながら小売に納入していました。だから、問屋業は一時期、みんな衰退してしまいました。 しかし、最近は問屋が合併して大きくなり、ものすごく力をつけてきた。そして「そんな条件では卸さない」と小売に言えるような立場になってきたのです。そうした変化が起きているので、この10年でまた少し流通が変わるかもしれません。 戦前の日本では、流通は問屋主体でした。メーカーが商品をつくって、それを間屋に持ち込んで流通させてもらうといった形が主流でした。開発した商品を、メーカー各社が、森友通商さんのような問屋に納入して、そこに小売店が買い付けに来るというようなやり方です。 それが戦後、徐々にメーカー主導の流通となっていきました。例えば資生堂などが行っているように、メーカーから小売に直接、商品を販売したりするようになったのです。流通業界全体でそうした傾向が見られました。 次に1980年代あたりから、スーパーなど小売店の巨大グループ化が進み、小売主導の流通となりました。 最近ではそうした小売グループが衰退してきて、メーカーが力を持つようになったので、2010年以降は、また間屋主導の流通に戻るのかもしれません。現在、すでにいくつか巨大な間屋が存在しています。その周辺に小さな間屋ができて、次にはまたメーカーの時代が来て、その後、小売の時代が来る。流通はそんなサイクルになっているようです。

Posted by ブクログ

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