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にぎやかな天地(下) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/04/22 |
JAN | 9784122050136 |
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にぎやかな天地(下)
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にぎやかな天地(下)
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本伝統の発酵食に人の生死を重ねた長編の下巻。 味噌、醤油、糠漬、鰹節―優れた発酵食品を求め日本各地を取材する船木聖司だが、恩師・大門重夫がかつて作った一冊の限定本をめぐり、人妻の大前美佐緒と抜き差しならぬ関係になってしまう。 また、料理研究家・丸山澄男の陽気な顔の裏に、意外な一面を見る。 聖司は、発酵という微生物の偉大な営みに、人間の生と死を重ね合わせていくのだった。 夥しい数の微生物たちが「にぎやかに」営みを繰り広げる発酵の世界。 けれどもその様子は微細すぎて人には見えない。 捉えるのが困難な心の機微のメタファーとして発酵が題材とされているものの、そこは行間から匂わせる程度なのがうまい。 料理本、詩集、表装屋の年代記と、豪華本の依頼も相次ぎ、「にぎやか」な展開を見せる下巻。 人間ドラマの方も、母の異父兄である大前彦市との交流や、父を事故死させた男の親族・佐久間家との関わりなど、不幸や災難が、時を経て異なる様相を見せることも発酵の過程と見事に重なっていました。
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880 313P 宮本輝 1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため二年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦...
880 313P 宮本輝 1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、1977年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため二年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『道頓堀川』『錦繍』『青が散る』『流転の海』『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』『にぎやかな天地』『骸骨ビルの庭』等著書多数。
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上と下を何日かかけて読んでしまった。 発酵食品の作り方。知らなかったことも この本で知ることができた。親と子の キヅナにも触れられていた。
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