商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/04/18 |
JAN | 9784003220597 |
- 書籍
- 文庫
じゃじゃ馬馴らし
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じゃじゃ馬馴らし
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
このストーリーと人物造形を喜劇として鑑賞するためには、シェークスピアの生きた当時のイギリスの社会情勢と人々の生活、そして思想とを理解し、その前提のうえで味わう必要があるように思う。 結婚という人生の一大イベントに際して、欲と思惑で大立ち回りを演じる登場人物達の滑稽さが生き生き...
このストーリーと人物造形を喜劇として鑑賞するためには、シェークスピアの生きた当時のイギリスの社会情勢と人々の生活、そして思想とを理解し、その前提のうえで味わう必要があるように思う。 結婚という人生の一大イベントに際して、欲と思惑で大立ち回りを演じる登場人物達の滑稽さが生き生きと描き出されているのだが、それ以前に、家柄と財産を最重視する結婚観と、女性の価値を見た目の美しさと親や夫への従順さのみで計ることへの抵抗感が先に立ってしまい、素直に楽しむことはできなかった。 原文で読み、あるいは実際に英語で演じられているのを見るだけの語学力や知識がなければ堪能できない、散文と韻文の入り混じった巧みな文章構成や、古典からの引用、言葉遊びのような洒落、楽屋オチ、そしてかなり際どい艶めいた冗談をもわかりやすく巧みに伝える訳文は見事である。
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- ネタバレ
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じゃじゃ馬の姉とお淑やかな妹。妹は求婚者もいっぱいでモテモテだが、強気な姉には誰も言い寄らない。金持ちの父親は姉を先に嫁にやってからでないと、妹との結婚を許可できないという。そこに、金持ちになれるならどんな娘と結婚してもいいと言う男が現れる。 シェイクスピアの作品。新婚で夫に食事させてもらえない姉が可哀想だった。強情な性格の矯正のつもりなので、喜劇なんだろうけどね、、、じゃじゃ馬のままでいてほしかったな。
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実際演劇で見てみないと分からないかも。 シェイクスピアの芸術的野心とか新しい試みとかは、よく知らないと実感できなさそう。 内容は、フェミの人が怒りそうなものです。もっとロマンスがあるものだと思ったのに…
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