商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1990/06/22 |
JAN | 9784488547035 |
- 書籍
- 文庫
炎の眠り
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炎の眠り
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
友達のニコラス・シルヴィアンは映画監督。ウォーカー・イースタリングは脚本家。女房のヴィクトリアと離婚したウォーカーは、ニコラスから会わせたい女がいると言われて一緒に待っていた。料理が運ばれてきたが女は来ない。食べ終わっても来ない。空港に戻る前にもう一度電話をかけてみるとニコラスが言う。そして、元の同棲相手から暴行を受けたと聞いた。そして出会ったその女性がマリス・ヨーク。この後、二人の仲が親密になっていく描写が続くが、これはキャロルの小説だ。どこかで密やかに不気味な出来事が待っている。現実と非現実の境目が段々と薄れていく世界を描く。「月の骨」のシリーズ。同じ名前で登場する者がいる。例えば、ウェーバー・グレグストンとか。
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最初は何度となく途中で投げ出そうとしたことか。 しかし、ストーリーの濃さ、結末の意外性は他に見ないものがある。
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グリム童話ルンペルシュティルツヘンをモチーフにしたダークファンタジーです。童話に題材をとる作品にはいささか食傷気味なのですが、本作品は別格です。ハッピーエンドに一撃をくらわす最後の一文が秀逸です。
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