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城の中のイギリス人 白水Uブックス66
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城の中のイギリス人 白水Uブックス66

アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ(著者), 澁澤龍彦(著者)

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城の中のイギリス人 白水Uブックス66

1,045

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 1984/11/01
JAN 9784560070666

城の中のイギリス人

¥1,045

商品レビュー

3.9

13件のお客様レビュー

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2022/07/30

「エロスは黒い神なのです」でお馴染み(?)のマンディアルグ稀代の書でございます。筆舌に尽くし難い展開が続きますが、サドやミルボーのように冗長と哲学が披露されるというよりは、必要な程度の描写とテンポの良さが心地よいと言えば心地よいです。文字通り後半の怒涛の展開はちょっと失笑ものです...

「エロスは黒い神なのです」でお馴染み(?)のマンディアルグ稀代の書でございます。筆舌に尽くし難い展開が続きますが、サドやミルボーのように冗長と哲学が披露されるというよりは、必要な程度の描写とテンポの良さが心地よいと言えば心地よいです。文字通り後半の怒涛の展開はちょっと失笑ものですが、それでもさすがマンディアルグ、読みものとしては非常に読みやすくスラスラと読めてしまいますよね。 若い頃「ぼくは賭博場使用人の隠語で、つまらない話を高尚にしてみせるよ」と悠然に語ったマンディアルグですが、あくまで本作は露悪一筋といった感じがして、うーん高尚とは言い難い…(まぁ最初は匿名だったし…)。けれど、主人公の後ろめたい感じとか、陵辱的なテーマは彼の作品に一貫している要素でもあるので、やはりマンディアルグを語る上では避けては通れない作品でしょうね。 ミシュレットちゃん…好みだ…

Posted by ブクログ

2022/01/22

サドよりはサクッと読める。 背徳的な行為と残虐さ、グロを超越している。 どのパーツを掴み連鎖法にて読むと凄く面白い。 エロスのパーツ、美しさのパーツ、奇抜なパーツと彼は沢山拾えるヒントをくれているので掴みやすかった。 城の中の「実験」は残酷を通り越してなんともはや言葉には出来ない...

サドよりはサクッと読める。 背徳的な行為と残虐さ、グロを超越している。 どのパーツを掴み連鎖法にて読むと凄く面白い。 エロスのパーツ、美しさのパーツ、奇抜なパーツと彼は沢山拾えるヒントをくれているので掴みやすかった。 城の中の「実験」は残酷を通り越してなんともはや言葉には出来ないが、「ボマルツォの怪物」に途中まで収録されていたので免疫はついていたが、主人公と同じく好奇心が大きくあり手に取った。 主人公の私も好奇心の縛りの刑にされていた。

Posted by ブクログ

2014/08/03

再読してしまった、久々に読んでもやはり「酷い」という表現がしっくりくる。 実験シーンを読みながら、勃起と吐き気を同時に催してしまい盛大に鬱った。 読後の感情を溜めると心の健康に悪そうなので、感想を投稿して逃避。

Posted by ブクログ

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