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日本探偵小説全集(1) 黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎集 創元推理文庫
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日本探偵小説全集(1) 黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎集 創元推理文庫

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日本探偵小説全集(1) 黒岩涙香・小酒井不木・甲賀三郎集 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1984/12/01
JAN 9784488400019

日本探偵小説全集(1)

¥1,320

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

黒岩涙香、小酒井不木…

黒岩涙香、小酒井不木、甲賀三郎の作品を収録。黒岩涙香の作品は明治時代のもののため読みにくさはあるが、日本の探偵小説の祖といわれる作者の作品を読めるのは貴重な機会である。医学博士でもあった小酒井不木は、科学的な要素を持ち込みSF的な作風になっている。甲賀三郎の作では、正力松太郎氏の...

黒岩涙香、小酒井不木、甲賀三郎の作品を収録。黒岩涙香の作品は明治時代のもののため読みにくさはあるが、日本の探偵小説の祖といわれる作者の作品を読めるのは貴重な機会である。医学博士でもあった小酒井不木は、科学的な要素を持ち込みSF的な作風になっている。甲賀三郎の作では、正力松太郎氏の回顧談を素にした犯罪小説「支倉事件」が優れている。

文庫OFF

2010/05/28

第一巻はやはり、黒岩…

第一巻はやはり、黒岩涙香。古いので文章が読みにくいですが、逆に雰囲気を楽しめます。

文庫OFF

2025/03/07

まず初っ端の黒岩涙香の文語体に面食らって挫折しかけたけれど、ソコを乗り越えてからの小酒井不木以降は時々、辞書で読めない漢字を引くぐらいで比較的すんなり読めました。次にやはり中盤から収録の“支倉事件”がなんと390頁弱で、全体の半分以上を占めるボリュームと、実事件にもとづいた迫力の...

まず初っ端の黒岩涙香の文語体に面食らって挫折しかけたけれど、ソコを乗り越えてからの小酒井不木以降は時々、辞書で読めない漢字を引くぐらいで比較的すんなり読めました。次にやはり中盤から収録の“支倉事件”がなんと390頁弱で、全体の半分以上を占めるボリュームと、実事件にもとづいた迫力の内容がとりわけ印象的でしたね。支倉のラスプーチン然とした描かれ方に、かえって本当の所はどうだろう?などと色々考えてしまいました。その他“恋愛曲線”、“蜘蛛”、“黄鳥の嘆き”などもなかなかの佳作で面白かったです。

Posted by ブクログ