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しんきらり(文庫版) ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1993/04/01 |
JAN | 9784480022219 |
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しんきらり(文庫版)
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商品レビュー
4
11件のお客様レビュー
今は、結構みんな知っていることだとおもうけど昔々、といっても30年くらい前は“ふつうのおかあさん”がものを考えているってことはあまり知られていなかった。 こどもがいる、ものを考えている女性。というのはいたけど、有名なとこだとニコとか。その例もあんまりだけど他に出て来ないので。 と...
今は、結構みんな知っていることだとおもうけど昔々、といっても30年くらい前は“ふつうのおかあさん”がものを考えているってことはあまり知られていなかった。 こどもがいる、ものを考えている女性。というのはいたけど、有名なとこだとニコとか。その例もあんまりだけど他に出て来ないので。 とてもじゃないけどふつうのおかあさんとは言えない。 映画にもドラマにもまんがにも小説にも、おかあさんは出て来てたけどおかあさんわりとしゃべってることがすべてで、おかあさんにモノローグって必要なかった気がするよ。 おかあさんのモノローグ。の、まんが。 まんがの世界はとくにおかあさん、おかあさんだったとおもうんでこの時代にこれを描いたのもすごいけど。 今初めて読む若い子たちはあまり、抵抗も衝撃もなく読めるんじゃないかとおもうんだけど、自分が初めて読んだ、中学生だったか高校生だったか、の頃はなかなか読み下せないというか、衝撃的な作品だった。 自分だけがなにかをわかってる感じてる、わけではないけど少なくともおかあさんにはわからないとおもっていたから。 自分の母、だけでなく世界の、“おかあさん”としか言いようがないひとたちは、べつに“おかあさん”じゃない。自分とは別の次元でべつの世界に生きてるなにかではなくて、自分と地続きの、この世界にいる女性たちなだけなのか?という、ちょっと恐怖に近いきもち。 世界が違ってみえるような。 それでも今でも結構びっくりする子も、いるかもしれない。
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“自分の昔をなぞっているような気がする そうして よく考えると 子供は自分と同じだと 思い込んでしまうのが まちがいに気付く” “何を言ってるんだ この人は 自己満足でも してなかったら 子育てなんて できやしない 遠くで頬づえついて その場しのぎを言わないでよ”
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聡明さと行動力を兼ね備えたヒーロー像が痛快。染み入るような娘たちへ向ける愛の描写がとんでもなく素晴らしい。これが初版1988年。最初の夜の描きかたからもうえげつなくて、腰を据えて読んだ。
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