商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2008/04/09 |
JAN | 9784334744038 |
- 書籍
- 文庫
鬼のすべて
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
鬼のすべて
¥691
在庫なし
商品レビュー
3.5
12件のお客様レビュー
最後は一気読み。 元々鬼とか妖怪に絡む話か好きで、こういった妖怪はなぜ生まれたのかみたいな話が特に好き。
Posted by
作者お得意の、歴史や民俗学の謎に切り込む長編ミステリ。さらには今作では殺人事件も絡んでくる。意外にも由来のはっきりしない「鬼」という概念について様々な視点から解説され、読み応えがある。リーダビリティが高いのも好印象。近頃NHKでも「ダークサイドミステリー」や「トーキング ウィズ ...
作者お得意の、歴史や民俗学の謎に切り込む長編ミステリ。さらには今作では殺人事件も絡んでくる。意外にも由来のはっきりしない「鬼」という概念について様々な視点から解説され、読み応えがある。リーダビリティが高いのも好印象。近頃NHKでも「ダークサイドミステリー」や「トーキング ウィズ 松尾堂」で取り上げられるなど鬼に関する関心が高まっているようだ。記憶ではNHKと本書で取り上げられた解釈にはそれほど差異はないように思われるため、それなりに堅実な鬼・民俗学入門書としてもおすすめできる。
Posted by
長編推理小説ではあるが。書店の売り場には小説文庫にあるのはもちろんだが、人文書の歴史文化民族のコーナーにも置かれる。 本書は、鬼に憑かれる殺人事件を紐解いてゆくミステリ。 民間伝承上の鬼についての詳細がふんだんに盛り込まれているので、民俗学にも置かれるんだろな。 鬼。子を亡くし...
長編推理小説ではあるが。書店の売り場には小説文庫にあるのはもちろんだが、人文書の歴史文化民族のコーナーにも置かれる。 本書は、鬼に憑かれる殺人事件を紐解いてゆくミステリ。 民間伝承上の鬼についての詳細がふんだんに盛り込まれているので、民俗学にも置かれるんだろな。 鬼。子を亡くした母か... 記紀神話、民謡、語り継がれる民間伝承は、とても物悲しいな。生きるためとは言え。 口減らし、姥捨山、食人、歴史の中には現代の価値観では計り知れない生存方法があったわけだ。 鯨氏の腕光る一冊でした。
Posted by