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技術と文明の歴史 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2000/05/22 |
JAN | 9784005003495 |
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技術と文明の歴史
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技術と文明の歴史
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
高校で世界史を選択しなかった身としてはそれを外観するのに良かった。特にルネサンスから産業革命の流れ。 後半は戦争に関連した歴史。あまり一般には語られておらず初めて知ったこともあり、興味深かった。
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●期待していた内容とは違うものだった。タイトルに誤りがあると思う。正しくは『技術がもたらした平和と自由、そして環境破壊』だと思う。 読了日:2011/07/14
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(2007.03.07読了)(2005.05.03購入) 随分昔から、いつか読んでみたい著者と思いつつ、著作を一冊も買わず、読まずに過ごしてしまいました。やっと一冊購入し読むことが出来ました。 この本のはしがきに、この本を書くことになったいきさつが述べてあります。 「私は技術と...
(2007.03.07読了)(2005.05.03購入) 随分昔から、いつか読んでみたい著者と思いつつ、著作を一冊も買わず、読まずに過ごしてしまいました。やっと一冊購入し読むことが出来ました。 この本のはしがきに、この本を書くことになったいきさつが述べてあります。 「私は技術と文明についての現代史家です。現代におけるもっとも強い関心のあるテーマは、国際連合の「世界人権宣言」です。国家の枠を超えて、世界のすべての人の基本的人権を大切にしようという宣言です。 世界の戦争と平和の歴史を調べていった結果、戦争を防ぐ思想の核心は、国境を越えての人権宣言だと、私は考えるようになりました。」 「人権の思想が、いつごろどのように形成されたかを調べる過程で、発見したことや感動したことを読者に伝えようとしたことが、この本の執筆の動機です。」 「無数の人を殺す核ミサイルが、なぜ、どのような社会的背景のもとに、どんな動機と技術的メカニズムで開発されたのか、ということがもう一つの関心事です。」 古代から現代まで、著者が発見したこと、感動したことを伝えようという意欲が込められているので、面白く読むことが出来ました。 世界史を学んだことのない人にも、きっと歴史を学ぶ楽しさを教えてくれるに違いありません。 ●時計(55頁) 時計の機械生産のおかげで、社会の中に、時間を基準としての秩序を持ち込むことができるようになりました。 ●鉄道と電信(57頁) 鉄道ではその輸送の安定のために、どうしても「電信」が必要になりました。列車は必ずレールの上を走りますから、もし時間を間違えて走ると正面衝突や追突を起こしかねません。その事故を防ぐには、列車が一つの駅を出発したら、その時刻を次の駅に、列車が到着するよりも早く知らせなければなりません。電信はそのために発明されました。 ●鯨(76頁) 産業革命当時の照明は蝋燭や鯨油ランプでした。その頃は、鯨は重要な照明用の燃料源だったのです。鯨を捕まえると、油をとった後の大きな体は海に捨てていたのです。 ●鉄道(86頁) 19世紀の半ばから第一次世界大戦までは、欧米の軍部にとっては、鉄道は何よりもまず、軍隊の大量・高速輸送に役立つ「武器」であったのです。 ●マジノ線(146頁) マジノ線は、第一次世界大戦が塹壕戦・要塞線であったことを戦訓として構築されたのですが、戦車と軍用機の技術が発達した第二次世界大戦では、それは無用の長物となりました。 ●真珠湾攻撃(163頁) アメリカの真珠湾に対する日本海軍の奇襲の大戦果は、当時の日本国民にとっては思っても見ない歴史的大事件でした。380機の艦載機が5隻の戦艦を撃沈し、3隻を大破させ、188機の航空機を完全に破壊し、291機を使用不能にしました。しかし、日本軍は、450万バーレルの重油を貯蔵していた燃料タンクも、軍艦の修理工場も破壊はしませんでした。この燃料がなかったら、アメリカ艦隊は数ヶ月にわたって、ハワイ軍港から行動を起こす事は出来なかったと、後にアメリカの太平洋艦隊総司令官が語っていました。さらに航空機が戦艦に勝ったという意味を分析して、海戦の主力は戦艦から航空機と航空母艦に変わったと、アメリカ海軍は判断しました。海軍の作戦は大きく変わりました。 ●V-2号ロケット(178頁) 機械文明は、リモート・コントロールによって機械を操作しさえすれば、いつでも、どこの人間に対してでも、大量殺人をやれる時代を引き出したのです。V-2号はその原型です。 著者 星野 芳郎 1922年 東京都生まれ 1944年 東京工業大学電気化学科卒業 1962~68年 立命館大学経営学部教授 1981~97年 帝京大学経済学部教授 技術論・技術史の研究 (2007年3月17日・記) 内容紹介(amazon) 現代社会は産業の発展によってもたらされた.その産業は技術とエネルギーに支えられている.「牧歌的」だった過去,人類は自然に優しかったのか.それらの行使にあたって人類のなめてきた苦い教訓は,現代に生かされているか.限られた地球環境に生きねばならない私たち1人1人のこの問題への認識が,私たちの将来を左右する.
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