商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/03/28 |
JAN | 9784101342511 |
- 書籍
- 文庫
日本のがん医療を問う
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日本のがん医療を問う
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
お医者さんおまかせのパターナリズムな昔の医療とは違い、 今は患者が「知って選ぶ」ことが非常に重要になっているとおもいます。 日本人の死亡要因では一位の「がん」には、皆がかかる可能性があるからこそ、 きちんと正しい知識を自分自身で得る必要がある、と考えています。 ということで、読ん...
お医者さんおまかせのパターナリズムな昔の医療とは違い、 今は患者が「知って選ぶ」ことが非常に重要になっているとおもいます。 日本人の死亡要因では一位の「がん」には、皆がかかる可能性があるからこそ、 きちんと正しい知識を自分自身で得る必要がある、と考えています。 ということで、読んでみたところ、 NHKはほんといい仕事するな~、という一冊でした。 がん治療に関しては胡散臭い本がいっぱいあるからこそ、 こういう、自分の判断の土台における本は非常に有難いです。 ・適切な緩和ケアの必要性 ・がん統計が現状では不十分であること ・抗癌剤についての専門医の必要性 なんかがわかりやすくまとめられています。 後、アメリカが戦略的に癌対策に乗り出している(一部のがんは検診・治療が無保険でも無料)、というのは、 アメリカ=貧しいと医療受けられない、と思っていた自分にとっては意外でした。 勿論、日本の医療には日本の良さがあって、 外国の医療の一部を見て「日本は遅れている!」というのは ちょっと違うと思うんですよ。 重要なのは、日本の医療には課題とされていることがあって、 それを受ける側の人間がきっちり認識しておくことで。 お医者さんのいうことを鵜呑みにするんじゃなく、 きちんと自分の頭で考えて決めることが大事なんだと思います。 例えば、「癌になって痛くてたまらない!」って訴えても満足に対応してくれないのであれば緩和ケアで評判の良い所へ行く、とか。 この本は、がんに対して、知識・問題意識が大してなかった僕にとって、 最初の一冊、として非常にためになりました。
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先進国の中でがんの死亡率が上昇しているのは日本だけだそうです。 そこには官僚主導の医療体制や医療現場のセクショナリズムなどが大きくかかわっていることを丁寧な取材で明らかにしています。 病院なんて、どこに掛かっても同じ、そう考えている方は、ご自身の命を守るためにもぜひ、ご一読を。 ...
先進国の中でがんの死亡率が上昇しているのは日本だけだそうです。 そこには官僚主導の医療体制や医療現場のセクショナリズムなどが大きくかかわっていることを丁寧な取材で明らかにしています。 病院なんて、どこに掛かっても同じ、そう考えている方は、ご自身の命を守るためにもぜひ、ご一読を。 内容(「BOOK」データベースより) 日本ではいまや2人に1人ががんにかかる。欧米先進国では減少傾向にあるがんの死亡率が、なぜ日本では下がらないのか。患者の立場に立った取材から、医療現場のセクショナリズム(派閥主義)、進まない新薬の承認、見落としが多発するがん検診、放射線専門医の不足など、様々な問題が浮かび上がる。救える命を救うために改善すべきことは何か。日米比較検証から見た解決策とは―。
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大きく分けて、2005年ごろまでに取材された日本のがん医療の問題についてと、対比的にアメリカの医療について記載。05年以降については、長々と書かれたあとがきでざっくりまとめられている。内容が良かった分だけ、どうせなら文庫判用に最近のも章分けしてきちんと書いても良かったのでは。読ん...
大きく分けて、2005年ごろまでに取材された日本のがん医療の問題についてと、対比的にアメリカの医療について記載。05年以降については、長々と書かれたあとがきでざっくりまとめられている。内容が良かった分だけ、どうせなら文庫判用に最近のも章分けしてきちんと書いても良かったのでは。読んだ後気付いたが、執筆まとめは子どもニュースのお父さん。
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