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松岡洋右
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松岡洋右

三輪公忠(著者)

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松岡洋右

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1971/08/25
JAN 9784121002594

松岡洋右

¥726

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2016/03/07

この人、すっごく気になりません?ずっと気になってたんです。 国際連盟脱退、三国同盟の立役者、でも東京裁判で裁かれることなく病気で亡くなってしまった。 現時点から神様の視点で見たら、外交上の「いやいや、ソレやっちゃダメでしょー!」的なことを余すことなくしてるみたいに思えるけど、その...

この人、すっごく気になりません?ずっと気になってたんです。 国際連盟脱退、三国同盟の立役者、でも東京裁判で裁かれることなく病気で亡くなってしまった。 現時点から神様の視点で見たら、外交上の「いやいや、ソレやっちゃダメでしょー!」的なことを余すことなくしてるみたいに思えるけど、その時点ではそうするだけの理由や考えがあったはず。それが知りたい。 と、思って、まずは概観できる本を、と思って探したのがこちら…だったのですが…。 や、まあ興味深く読みました、が! なんていうか、こう、かゆいところに手が届かない的な。 とりあえず年表が欲しい!切実に! あと参考文献がとんでもなく分かりにくい。 初心者にはちょっとハードでした。 継続して注目していきたいです。松岡洋右。

Posted by ブクログ

2013/10/25

松岡洋右の伝記。 松岡の性格や信条を多分に推測しつつ、彼の外交軸を探る。 その推論には多少納得しかねる点はあるものの、 筆者とともに松岡という人物像を考えつつ読み進めるうちに、 松岡にぼんやりとでも近づけた気がした。 世論に乗って大衆をわかせ、 自らの外交手腕でもって日本の平和...

松岡洋右の伝記。 松岡の性格や信条を多分に推測しつつ、彼の外交軸を探る。 その推論には多少納得しかねる点はあるものの、 筆者とともに松岡という人物像を考えつつ読み進めるうちに、 松岡にぼんやりとでも近づけた気がした。 世論に乗って大衆をわかせ、 自らの外交手腕でもって日本の平和を目指すも、 その見通しの甘さ、相手に対する理解不足、 関係者への根回しのなさはどうしても拭えない。 筆者の言う通り、火中の栗を拾うしかなかったとはいえ、 あまりにも大きな、見込みのない賭けに1人で乗り込んでしまい、 あげく自己矛盾に陥った姿は、重光葵の弁を借りれば「狂気の沙汰」。 しかし松岡が決して悪人ではなく、あくまで日本の平和を熱望し、 希求した人間であるところに、歴史の悲しさがあると感じた。

Posted by ブクログ

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