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サム・ピッグだいかつやく
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サム・ピッグだいかつやく

アリソン・アトリー(著者), 神宮輝夫(著者)

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サム・ピッグだいかつやく

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 童心社
発売年月日 1963/04/14
JAN 9784494011056

サム・ピッグだいかつやく

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2012/04/10

子ブタのサムは4人兄弟の末の男の子。好奇心旺盛であちこちかけまわるので、サムの行く先々ではいつも何やら起こります。幼い子どもをそのまま主人公にしたようなサムの自由で楽しいお話が5篇入っています。神宮さんの訳は昔の表現もありますが、スッキリしていてリズムがあって読みやすいです。多田...

子ブタのサムは4人兄弟の末の男の子。好奇心旺盛であちこちかけまわるので、サムの行く先々ではいつも何やら起こります。幼い子どもをそのまま主人公にしたようなサムの自由で楽しいお話が5篇入っています。神宮さんの訳は昔の表現もありますが、スッキリしていてリズムがあって読みやすいです。多田さんの絵は少し日本の挿絵風ですが味があって親しみやすいです。少し今の言葉に直して復刊して欲しいです。 ・サム・ピッグのずぼん サムのズボンはいつも破れてツギだらけ。でもサムはそんな自分のズボンが大好き。ツギの中に色々な宝物をしまっているのです。ネズミまで飼っているのでアン姉さんはあきれ顔。とうとう新しいズボンを作ることに…前向きで明るいサムの性格が伝わる楽しいお話。最後の「アンの目は、わらっていました」がとてもいい。 ・サム・ピッグとかっこう時計 サムが同居人あなぐまさんの時計を壊してしまいます。サムは新しい時計を見つけに魔法使いのお祖母さんのもとへ…時計のネジを回しすぎたドタバタが面白い。魔法のかっこうに少しうっとりします。 ・サム・ピッグのりんごどろぼう 農場のりんご園からサムがりんごを盗むお話。途中、ずる賢い狐にサムの計画がくるいはじめます…農場のブタっサムは違うブタなんだなぁと可笑しくなりました。時々、サムは盗みとか悪いこともしちゃうけど、たくさんの動物たちにサムだ!サムだ!と愛されているのがとてもいい。好きにならずにはいられない、愉快で可愛い子ブタ。 ・サムとかかし チム・ラビットもかかしと仲良くなったけど、サムはどうでしょう。かかしと役割を交換することになりました。初めは楽しかったけれど、雨に濡れるしお腹はすくし、かかしはいつ戻ってくるのでしょうか…サムが人間に驚かれるドタバタが愉快。でもだんだん心配になってきます。最後はいい結末でホッ。 ・大きな家へいったサム 丘の上にある大きな家へ忍び込んだサム。台所では女中さんたちが大きなクリスマスケーキを作っていました。皆が見ていない隙にサムは覗き込んでみますが、なんと生地の中に落ちてしまいました…イギリスの妖精の話やケーキにお守りを入れる話が伏線となって、サムが勘違いされてしまう可笑しいお話。最後は嬉しいお土産と一緒にサムは皆の元へ帰ります。

Posted by ブクログ

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