商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リブレ出版 |
発売年月日 | 2008/03/20 |
JAN | 9784862633514 |
- 書籍
- 新書
覇帝激愛
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覇帝激愛
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったです。 どうしても読みたくて古書を取り寄せたところ、とても良い状態の本が届き、余計に気持ちよく読めました。 内容についてですが、いかにも遠野先生らしい艶っぽいお話です。ですが、古代中国風の国が舞台で、「覇帝」と呼ばれるだけはある若く猛々しい皇帝が主人公なので、全体的には「硬派」の雰囲気の作品のように感じました。 天界から舞い降りてきた天人にひとめ惚れし、略奪するように攫い、自分の後宮に入れてしまった皇帝。 そんな皇帝の強引さを畏怖しつつも、強引さの中に見え隠れする不器用な優しさに惹かれてゆく心優しき天人。 二人の心が次第に近くなってゆくプロセスがよく伝わってきました。ラスト、天人を寵愛していた天帝が彼を取り戻しにくるのですが、美しき天人は天に戻るより皇帝の側にいることを選択します。 -悔いはないのか? 問う皇帝に天人若蘭が答えた言葉。 -私は、ただ欲しいものを選んだだけです。 天帝を「捨てた」のではなく、より「欲しい方」を選んだだけ。 文章中には「本来であれば選ぶことと捨てることは表裏一体のはずだが、あえてそれを一方だけから見る心の持ちよう」と表現されています。 若蘭のこの言葉が天帝への嫉妬とライバル心に燃えていた皇帝の心を見事に鎮まらせたのです。 とても良いお話でした。 若蘭の心がどれだけ皇帝に暴虐の限りを尽くされたように見えても、最初から最後まで離れなかったのは、やはり皇帝のふるまいが一見粗暴に見えても、心底では常に若蘭を気遣っていたからではないでしょうか。
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遠野春日センセの中華モノ、イラストが稲荷家房之介センセ。遠野先生の大ファンで、直前に読んだのはいいレビューを目にしない「秘虐の花嫁」。だがすっごく良かった!ので、似た感じかと期待してワクワク読んだ、けれど……。 あれっ。う、うーん。1週間前に読み終わったのだが、もうすでに中身を覚...
遠野春日センセの中華モノ、イラストが稲荷家房之介センセ。遠野先生の大ファンで、直前に読んだのはいいレビューを目にしない「秘虐の花嫁」。だがすっごく良かった!ので、似た感じかと期待してワクワク読んだ、けれど……。 あれっ。う、うーん。1週間前に読み終わったのだが、もうすでに中身を覚えていない。おっかしいなぁ、秘虐の花嫁と似たシチュじゃないか!何故だ。攻めの魅力不足かなぁ。わがままで自分勝手な王。秘虐の方もそうだったのだか、あっちは徹底して冷血、進撃のリヴァイのようでそれはそれで魅力的だったからかな。こっちは子供っぽい感じがしてしまうのかな。天帝もちょっとどうなの?笑っちゃうよ?てなところもあったしなぁ……。展開が滑ってしまうところがあったかなぁ。深く考えないでさらっと読むが吉か。
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勇猛で大胆不敵な王・璋紀帝は、狩りの最中に池のほとりで黄金の美しいかんざしを拾う。持ち主である青年・若蘭にかんざしを返して欲しいと乞われるが、若蘭の美貌に熱情と独占欲を感じた璋紀帝は、そのまま彼を自らの後宮に攫い!?華麗な王宮で、昼も夜も奪われる身体と注ぎ込まれる快楽。いつしかそ...
勇猛で大胆不敵な王・璋紀帝は、狩りの最中に池のほとりで黄金の美しいかんざしを拾う。持ち主である青年・若蘭にかんざしを返して欲しいと乞われるが、若蘭の美貌に熱情と独占欲を感じた璋紀帝は、そのまま彼を自らの後宮に攫い!?華麗な王宮で、昼も夜も奪われる身体と注ぎ込まれる快楽。いつしかそれは、甘い愛の色を帯び、心に火を付ける…。情熱と欲望と官能のラブロマンス、オール書き下ろし。
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