商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/03/13 |
JAN | 9784062759809 |
- 書籍
- 文庫
ダブル・ハート
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
『若おかみは小学生!』シリーズで良くも悪くも注目を集める筆者の作品ですが、とくにイロモノではないというか、むしろ正統派の児童文学です。自分が自分でないような気がする、自分で自分がわからない、繊細な十代の自意識がテーマ。一点の曇りもない「いい子」に見える由宇の、心の中の影の部分が、...
『若おかみは小学生!』シリーズで良くも悪くも注目を集める筆者の作品ですが、とくにイロモノではないというか、むしろ正統派の児童文学です。自分が自分でないような気がする、自分で自分がわからない、繊細な十代の自意識がテーマ。一点の曇りもない「いい子」に見える由宇の、心の中の影の部分が、分身のゆめだったし、由宇はそんなゆめを最初は拒絶するけれど、本当は、影の部分を含んだ由宇のすべてを、パパや恋人のミオくんにも受け入れて欲しかったんですね。
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由芽が出て来てからがテンポも良く、会話もユーモアがあって楽しかった。無意識に自分の見たくない部分や、認めたくない部分というのは、こういう事が起きないと受け入れられないのかもしれない。思春期の漠然とした不安を抱えていて、由芽に振り回される事によって変わったけど、どちらかというと恋愛...
由芽が出て来てからがテンポも良く、会話もユーモアがあって楽しかった。無意識に自分の見たくない部分や、認めたくない部分というのは、こういう事が起きないと受け入れられないのかもしれない。思春期の漠然とした不安を抱えていて、由芽に振り回される事によって変わったけど、どちらかというと恋愛小説??という感じがする。読みやすい本でした。
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