商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1979/08/25 |
JAN | 9784167200084 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
おごうは、権力者の狭間で、何度も結婚し、激動の人生を生き抜くことになる。言われるほど、嫉妬深い訳でなく、確かに飄々としていたのかもしれない。 淀君については、長女でもあり、厳しい戦国時代を生き抜くうちに、世で言われるように勝ち気な女性となったのであろう。 おごうは、姉である淀君が...
おごうは、権力者の狭間で、何度も結婚し、激動の人生を生き抜くことになる。言われるほど、嫉妬深い訳でなく、確かに飄々としていたのかもしれない。 淀君については、長女でもあり、厳しい戦国時代を生き抜くうちに、世で言われるように勝ち気な女性となったのであろう。 おごうは、姉である淀君がいることもあり、ただ現実をそのまま受け入れる事しかできなかったのであろう。結果的に彼女が一番幸せな人生であった事は、歴史の皮肉であるのかもしれない。
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うーん。上巻ほどのワクワク感が消えていってしまった。多分、おちかに感情移入できなかったせい。あと、時代の流れを一冊に押し込み過ぎてたような…もう少し詳しく読みたい部分が多々あり。なんて、あまり歴史に詳しくないのだけど。
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永井路子独特の、「行間」のなさ(全てを説明してくれる)が、小説が苦手な私には優しい。逆にいうと小説が好きな方には物足りないかもしれない。 女中おちかの駆け引きが、お初のように上手くなくて安心する。お初の機転の良さは恐ろしい!戦国おんならしさ抜群です。 お江は自分からは何もしていな...
永井路子独特の、「行間」のなさ(全てを説明してくれる)が、小説が苦手な私には優しい。逆にいうと小説が好きな方には物足りないかもしれない。 女中おちかの駆け引きが、お初のように上手くなくて安心する。お初の機転の良さは恐ろしい!戦国おんならしさ抜群です。 お江は自分からは何もしていないのに、結果的には、浅井・織田の血を徳川と天皇家に残したのだから運命とはわからない。
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