商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1996/07/05 |
JAN | 9784061819207 |
- 書籍
- 新書
灰色の砦
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灰色の砦
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
建築探偵桜井京介シリ…
建築探偵桜井京介シリーズの第四弾。学生時代の京介が巻き込まれた変死事件の謎を推理する。青春小説といった感がある。
文庫OFF
- ネタバレ
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再読。建築探偵シリーズ4作目。 深春と京介が19歳の頃のお話。 終始深春始点で紡がれる。 2人が出会った下宿”輝額荘”で起こった事件が描かれている今作ですが、2人の互いの呼び名が「栗山くん」「桜井」で、京介の口調もどこか違う。 事件と併せてF・L・ライトの生涯を巡る謎についても多くのページが割かれている。 『翡翠~』でも言及された悲運の建築家・下田菊太郎についても触れられている。 この当時から京介が興味を持っているのが良くわかります。 ラストは切ない結び。 再読のため、作中の些細な描写にはっとさせられることも多い。 作中で京介が”負の建築”について語る場面での 「人類は地球を収奪することで生きている。決して癒されない傷を、かくも大地に残してね」 という科白が印象的。
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19歳の冬。「輝額荘」という木造下宿で深春と京介が出会った直後、裏庭で発見された住人の死体。内部犯の仕業なのか、皆の「砦」に暗い翳がしのびよる。京介も捜査に駆り出されて、事態は急展開する!
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