商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1995/04/15 |
JAN | 9784061859180 |
- 書籍
- 文庫
切ないOLに捧ぐ
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切ないOLに捧ぐ
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
脚本家であり、小説家でもある内館牧子さんのエッセイ。 新卒後、三菱重工のOLをしていたそうで、OLから脚本家に転身するまでの約10年間が綴られている。 大企業のOLなんて羨ましいとい思っていたが、内館さんの時代はそうでもなかったらしい。 現代では考えられないくらいの酷い男女差別。 特に女性事務職員というのは、会社の戦力としては全然期待されていないため、25歳を過ぎても結婚せずに会社に残っていたら、「まだいたの?」、「まだ結婚しないの?」とあからさまな嫌味を言われたそう。 それでも内館さんは、自分が理想とする男性と出会うまでは結婚しないと決めて、キャリアアップを模索する。 はじめは転職を考えるが、やはり三菱重工の待遇を考えると、なかなか転職できない(そりゃそうだ)。 それで、趣味の一環としてスタートさせた脚本家養成スクールに通い始めたのをきっかけに脚本家に転身されたのだそうな。 その後の活躍を見れば、もともと才能があったのだと思う。 その才能がスクールによって磨かれて、運が味方をして、ここまでの結果を出すことが出来た。 大手企業とはいえ、普通のOLがここまで成功をおさめることができたのは、夢があってとても良い話だと思った。
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面白かった!!一気に読んでしまったー。 かなーり共感できる。私は内館さんに少し似ているかもと思った。あまり考えずカンで行動するところとか、思い立ったらすぐ動きたくなるところ、ジタバタするところ。。。 働いて、一応幸せなんだけど、どこか物足りなくて、自分を必要とされたくてもがいて・...
面白かった!!一気に読んでしまったー。 かなーり共感できる。私は内館さんに少し似ているかもと思った。あまり考えずカンで行動するところとか、思い立ったらすぐ動きたくなるところ、ジタバタするところ。。。 働いて、一応幸せなんだけど、どこか物足りなくて、自分を必要とされたくてもがいて・・・。 私も内館さんのようにどこかで才能発揮出来たらなー。 そのためには、映画を毎日見て、シナリオ書いて、徹夜や寝不足状態で頑張るということも必要なんだなー。本気のジタバタが。
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女性として、かなり共感できる作品。内館さんの何事にも体当たりで、一生懸命な姿、そして嫌味がないさっぱりした語りがすごくかっこいい。とことん悩んで、とことん立ち向かおうって勇気が出た。
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