商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/03/01 |
JAN | 9784101344126 |
- 書籍
- 文庫
むかし女がいた
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むかし女がいた
¥398
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商品レビュー
2.6
7件のお客様レビュー
不思議な不思議なつぶやきを読んでいるような、小説であったり、詩のようでもあったり。幾人もの女たちの生き方を描いている。著者自身の人生が反映されてもいるような。 男をみる眼がシニカルで、その眼にとらえられた男たちの行状・顛末には、どこか星新一の不条理なSFショートショートに似たよう...
不思議な不思議なつぶやきを読んでいるような、小説であったり、詩のようでもあったり。幾人もの女たちの生き方を描いている。著者自身の人生が反映されてもいるような。 男をみる眼がシニカルで、その眼にとらえられた男たちの行状・顛末には、どこか星新一の不条理なSFショートショートに似たような味わいもあり。
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何が良いのかさっぱり分からない。昭和40年代はこんなまったりとして漠然と妄想する女性が新しかったんだろう。
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むかし女がいた・・・で始まる伊勢物語女性版のような28編のショートストーリー。 その女は夢見る少女であったり、欲深い女であったり、無気力なだらしのない女だったり、諦めることに慣れてしまった女だったり、そして、それはとある女の一生の話なのか、別々な女の話なのか作家本人の話なのか、...
むかし女がいた・・・で始まる伊勢物語女性版のような28編のショートストーリー。 その女は夢見る少女であったり、欲深い女であったり、無気力なだらしのない女だったり、諦めることに慣れてしまった女だったり、そして、それはとある女の一生の話なのか、別々な女の話なのか作家本人の話なのか、そしてそこは現代の事なのか戦時中の事なのか日本の事なのか異国の事なのか、本当の事なのか作り事なのか・・・読み続けていくうちに深い沼に足を取られて身動きできなくなっていくような不思議な感じ。 どの女も怖いです。まんまと大庭みな子ワールドに嵌ってしまった。
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