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泥棒日記 新潮文庫シ-7-1
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泥棒日記 新潮文庫シ-7-1

ジャン・ジュネ(著者), 朝吹三吉(訳者)

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泥棒日記 新潮文庫シ-7-1

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1968/09/30
JAN 9784102119013

泥棒日記

¥825

商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2023/01/10

読みながら『赤毛のアン』を思い出した。親の愛を知らず、人間としての尊厳を無視された子供時代。赤毛のアンはフィクションであるが、自己救済のために妄想や荘厳な言葉遣いに取り憑かれる様、そして文学によって社会へと自己を回復させて行く様が似ていると思ったのだ。そういう社会的傾向があるのだ...

読みながら『赤毛のアン』を思い出した。親の愛を知らず、人間としての尊厳を無視された子供時代。赤毛のアンはフィクションであるが、自己救済のために妄想や荘厳な言葉遣いに取り憑かれる様、そして文学によって社会へと自己を回復させて行く様が似ていると思ったのだ。そういう社会的傾向があるのだろうか。

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2021/07/15

あらすじを見て、まったく好きな要素が入っていないなあと思いつつ、読んだ。 というか、自伝小説は、正直、苦手 それでも、ジュネ自身に興味があったので読んでみた 全てを包み隠さず誤魔化さず書いているのに、妖しい芳香が文字から匂い立つようだった 退廃的とはまさにこのことか。 フラン...

あらすじを見て、まったく好きな要素が入っていないなあと思いつつ、読んだ。 というか、自伝小説は、正直、苦手 それでも、ジュネ自身に興味があったので読んでみた 全てを包み隠さず誤魔化さず書いているのに、妖しい芳香が文字から匂い立つようだった 退廃的とはまさにこのことか。 フランス文学らしく、突き放したそっけない雰囲気も感じたのも魅力。

Posted by ブクログ

2019/10/10

内容紹介 言語の力によって現実世界の価値をことごとく転倒させ、幻想と夢魔のイメージで描き出される壮麗な倒錯の世界。――裏切り、盗み、乞食、男色。父なし子として生れ、母にも捨てられ、泥棒をしながらヨーロッパ各地を放浪し、前半生のほとんどを牢獄におくったジュネ。終身禁固となるところを...

内容紹介 言語の力によって現実世界の価値をことごとく転倒させ、幻想と夢魔のイメージで描き出される壮麗な倒錯の世界。――裏切り、盗み、乞食、男色。父なし子として生れ、母にも捨てられ、泥棒をしながらヨーロッパ各地を放浪し、前半生のほとんどを牢獄におくったジュネ。終身禁固となるところをサルトルらの運動によって特赦を受けた怪物作家の、もっとも自伝的な色彩の濃い代表作。

Posted by ブクログ

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