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エンド・ハウスの怪事件 創元推理文庫
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エンド・ハウスの怪事件 創元推理文庫

アガサ・クリスティ(著者), 厚木淳(訳者)

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エンド・ハウスの怪事件 創元推理文庫

572

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1975/12/12
JAN 9784488105242

エンド・ハウスの怪事件

¥572

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/10/14

2024/10/14読了(再読) 小学生の時に親に買って貰ったものを久々に実家の本棚から引っ張り出した。当時、NHKで放送していた海外ドラマ『名探偵ポワロ』の影響だったとは思うが、『アクロイド』『オリエント急行』『ABC』みたいな有名どころにしなかったのは何故だったのか? 本は’...

2024/10/14読了(再読) 小学生の時に親に買って貰ったものを久々に実家の本棚から引っ張り出した。当時、NHKで放送していた海外ドラマ『名探偵ポワロ』の影響だったとは思うが、『アクロイド』『オリエント急行』『ABC』みたいな有名どころにしなかったのは何故だったのか? 本は’75年初版で、「クリスチィ」の表記からして時代を感じてしまう。何より、文中のポワロのしゃべり方がとにかくエラそう(ヘイスティングズもタメ口きいているし)。初読当時は、D・スーシェ(「原作に最も忠実なポワロ」の評価も宜なるかな。近年、映画でポワロを演じたK・ブラナーは、推理力より腕力で犯人ぶっ飛ばしそう、とか思ったし……)の外見と故熊倉一雄の吹き替えの声の刷り込みが入っていたので、もう違和感しかなかった。この点、'21年に〈創元推理文庫〉新訳版で出た『スタイルズ荘の怪事件』は、スーシェ/熊倉一雄のポワロ像で違和感は殆どナシ。如何にあのドラマが、本邦でのポワロのイメージに与えた影響が大きかったか、サンプル数1個だけだが、断定してしまおう。尚、A・ホロヴィッツが脚本で参加していた、と後々知ることになるのだが、それはまた別の話である。 ――以下、ネタバレ大ありの感想です。  ↓  ↓ ともかく、正式名称(洗礼名ともいうのか?)と通称が違う事がある、親子・一族で同じ名前になる事がある、という欧米特有なのであろう”お名前事情”があればこそ成立する話。結構最後の方まで、ポワロが真犯人に手玉に取られていた、ちょっと冴えない話でもあり、クリスティ作品の中での評価はどうなのか。でも、”誰が嘘を吐いているのか”で思い切った視野の転換をすれば、諸々の違和感――特にラブレターの文面での重大な違和感とか――が解消されていく様は、それこそホロヴィッツ作品でも出て来そう、と思えてきた。

Posted by ブクログ

2007/04/20

 古い屋敷の若い女主人が何度も命をねらわれる。本人は何かの間違いだと思っているし、動機を持つ者も見当たらないのだが・・・? ここのところクリスティの中でも似た傾向にあるものを読んでいるかも。というわけで、ちゃんとおしまいに行くまでに犯人はわかりました。ほんとだよ。

Posted by ブクログ

2005/02/04

ある女性の身の回りに起こる不思議な事故。それをポアロが気にするところから始まる。ミスディレクションの軸はたった一つ。なのにそれを感じさせない手際の巧さ。最後にすべてがひっくり返るあたり感心した。…良く考えるとこれって「名探偵であること」を逆手に取られた事件だ。

Posted by ブクログ

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