商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/02/28 |
JAN | 9784101167565 |
- 書籍
- 文庫
夢のような幸福
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夢のような幸福
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商品レビュー
3.8
94件のお客様レビュー
【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、おすすめはあるかと読書会で聞いたらこの本をおすすめされた。 【あらすじ】 欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を...
【きっかけ】 三浦しをん先生のエッセイにどハマりし、おすすめはあるかと読書会で聞いたらこの本をおすすめされた。 【あらすじ】 欲望の発露する瞬間を考察し、友人と特異な「萌えポイント」について語り合う。伝説の名作漫画『愛と誠』再読でその不可解な魅力を再検証。世界の名作『嵐が丘』を読み乙女のテイストを堪能し、女同士でバクチクライブ旅。独自の見所発見の映画評、旅先の古書店の謎を探索。物語の萌芽にも似て脳内妄想はふくらむばかり――小説とはひと味違う濃厚テイストのエッセイをご賞味あれ!(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉“ そうしたらばガニ。いや、すいません、なんか言いたくなったんです。そうしたらば、ですよ。” ◉ “日常の中で起こる小さな出来事は、放っておいたらどんどん忘れていってしまう。…(略)… だから、自分で書いたエッセイを読みかえすと、いつも不思議な気分になる。 もうとっくに忘れてしまっていたような些細なことが、ものすごくなまなましく、文字として残っているからだ。なんだか、自分ではない人間の日常を、垣間見ているような気分にさえなってくる。” ◉ “記憶は消え去るから美しいのであって、記録することは罪である。” 【感想】 『お友だちからお願いします』がいかに「よそゆき」仕様だったかよ〜〜〜く思い知らされました笑 しをん先生!!愛の重さについて行けないです!!!! 先生のオタク話について行きたいのだが、あまり分からなかった…悔しい。 無理もない。当時は2002年。私は9歳のときだ… やはり世代の違いは大きいだろう。 他のエッセイ本もきになるけど、最近のもの(『しんがりで寝ています』)を図書館で予約しているから楽しみにしつつ、そろそろしをん先生の小説を読みましょう!!!(何度目???笑)
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しをんさんは、私には「心の広い神経質な人」が合うと言う。 あまり聞かない言い回しだ。 私は「心が狭くて無神経な人」だから、自分と反対の性格の人がいいんだと。 表現の魔術師だと思う。 「寝ようと思えばいつでも寝れる、いくらでも寝れる。」を、 「睡眠に関しては、瞬発力、持久力とも...
しをんさんは、私には「心の広い神経質な人」が合うと言う。 あまり聞かない言い回しだ。 私は「心が狭くて無神経な人」だから、自分と反対の性格の人がいいんだと。 表現の魔術師だと思う。 「寝ようと思えばいつでも寝れる、いくらでも寝れる。」を、 「睡眠に関しては、瞬発力、持久力ともにかなり優等生だと自負している。」と言い変える。 言葉の魔術師だと思う。 しをんさんのエッセイは、とてもテンポよく読めるのだが、 「脳内麻薬物質が分泌されている状態で、勢いに任せて書いている。」と書いてあった。 なるほど、この書き手の勢いが読み手にも伝わってくるんだな。 そして、読み手にも脳内麻薬物質が分泌されてきているに違いない。 本書では、自分と同じ錯覚をしていた三浦しをんさんがいた。 心斎橋にて:しをんさん「通天閣がないよ!」「何度も心斎橋からの中継映像を見たが、そこには通天閣も映っていたぞ!」 大阪に詳しい友達二人「映ってないってば」 自分にも、通天閣の"日立"の文字と"グリコ"の看板、テレビでは同時に見ている感覚が確かにある。 浅草側の吾妻橋からアサヒビールのウン〇ビルとスカイツリーが一緒に見えるのと同じイメージ。 東京の人、きっと同じように錯覚している人が多いと思う。 三浦しをんさんの新しいエッセイが書店に並んでいたけれど、次は「乙女なげやり」だ。
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毎度、小説とエッセイのギャップが凄い。 私は彼女の小説をほぼ読みきってから、エッセイに手を出した口なので、初めは驚きました(笑) 今はエッセイの方にもはまってます。
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