商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2008/03/03 |
JAN | 9784569697758 |
- 書籍
- 新書
ラジオの戦争責任
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ラジオの戦争責任
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
「教養主義の没落」→「テレビは日本人をバカにしたか」→「テレビ的教養」→ 題名と一致しているのは前書き、序章、終章のみで、内容も一般論であると思う。本当の内容は戦前から戦中にかけてラジオに関わった4人の人物史である。特に玉音放送に関わった内閣情報局局長下村宏があの明石元次郎から...
「教養主義の没落」→「テレビは日本人をバカにしたか」→「テレビ的教養」→ 題名と一致しているのは前書き、序章、終章のみで、内容も一般論であると思う。本当の内容は戦前から戦中にかけてラジオに関わった4人の人物史である。特に玉音放送に関わった内閣情報局局長下村宏があの明石元次郎から諜報の一切を教えられたという話は興味深かった。現在、著者はその下村の伝記を執筆中という発売されたらぜひ読んでみたい。
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[ 内容 ] なぜ当時の国民は太平洋戦争を支持したのか? この根本的な疑問に答えるために、本書では、戦前戦中のラジオ放送にかかわった五人の人物を取り上げる。 労働=修行の思想を説いた高嶋米峰と、それを引き継いだ友松圓諦、受信機の普及に情熱を燃やした松下幸之助、「大東亜共栄圏」を広めた松岡洋右、玉音放送の真の仕掛け人・下村宏。 これまで見過ごされていた「声の文化」の歴史的影響力を真正面から検証する。 昭和天皇の「終戦の御聖断」の内幕も新資料から明らかに。 当時世界最強のマスメディアの功罪。 [ 目次 ] 序章 世界最強のマスメディア・日本のラジオ 第1章 「超絶」の演説家高嶋米峰 第2章 時代の寵児友松圓諦 第3章 熱意の商人松下幸之助 第4章 希代のラジオ扇動家松岡洋右 第5章 玉音放送の仕掛け人下村宏 終章 昭和初期ラジオの功と罪 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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小学校を中退して丁稚奉公に出た松下は、勉強したくてもできない境遇にあった。日々、様々な教養を与えてくれるラジオは、松下にとって抱いて寝るくらい愛おしいものだった。松下は受信機を普及させて一人でも多くの人にラジオ放送を聞いてもらうことを自らの使命とした。 英語で堂々と日本の立場を語...
小学校を中退して丁稚奉公に出た松下は、勉強したくてもできない境遇にあった。日々、様々な教養を与えてくれるラジオは、松下にとって抱いて寝るくらい愛おしいものだった。松下は受信機を普及させて一人でも多くの人にラジオ放送を聞いてもらうことを自らの使命とした。 英語で堂々と日本の立場を語る松岡の姿は日本の聴衆にとって頼もしい限りだった。
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