商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/02/01 |
JAN | 9784163267401 |
- 書籍
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羊の目
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羊の目
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
伊集院静の小説を読んだのは初めてだったんだけど…正直、この人、ヘタじゃないですかね。 なんかすべてが説明臭いんだよね。 例えば、人物を表現する際に「器量が大きい」とか「肝が据わっている」とか、そういう修飾をそのまんま使ってしまう。 そんな直截的な表現を使うのではなく、その人物の言...
伊集院静の小説を読んだのは初めてだったんだけど…正直、この人、ヘタじゃないですかね。 なんかすべてが説明臭いんだよね。 例えば、人物を表現する際に「器量が大きい」とか「肝が据わっている」とか、そういう修飾をそのまんま使ってしまう。 そんな直截的な表現を使うのではなく、その人物の言動を描写することを通して読み手にその人物像が自然に伝わるようにもってゆく、そこにこそ小説家の技量が発揮されるべきなんじゃないか、と自分なんかは思ってしまう。 ストーリーの進め方にあたっても、背景の説明なんかが実に機能的な印象でケレン味に欠ける。 題材もプロットもきわめて通俗的だし、つまんねぇなーと思いながら読んでいたんだけど、最終章になってようやく大河ドラマ的情感がやや湧いてきて若干盛り返す。
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夢中で読みました。 ほんとにおもしろかった!! ですが、、、、最後の章に対する違和感がスゴイんですけど。 いっそ無くてもよかったのでは。。。 ああ、でもほんっとおもしろかった!!
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直木賞作家桜木紫乃さんが受賞式の後、ホテルに神崎武美さんからお花が届いたと朝日新聞に書いてるのを見て読みました。伊集院静も嫌いではなかったので。嫌いではないです。でも好きかというと・・・。神崎武美は確かに魅力的です。ケイと母親があまりに無防備に信じたところがちょっと違和感。他の人...
直木賞作家桜木紫乃さんが受賞式の後、ホテルに神崎武美さんからお花が届いたと朝日新聞に書いてるのを見て読みました。伊集院静も嫌いではなかったので。嫌いではないです。でも好きかというと・・・。神崎武美は確かに魅力的です。ケイと母親があまりに無防備に信じたところがちょっと違和感。他の人々はその危険性に多かれ少なかれ気づいたのにね。伊集院静では「お父やんとオジさん」が好きです。
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