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夜あけ朝やけ 新潮文庫
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夜あけ朝やけ 新潮文庫

住井すゑ(著者)

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夜あけ朝やけ 新潮文庫

385

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1988/04/30
JAN 9784101137018

夜あけ朝やけ

¥385

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2022/02/03

戦後農家の厳しい現実と、健気な姿が好対照です。 部落責任供出制度についてはよく知りませんでしたが、農民同士で割り当てを決めさせ、相互に監視をさせ、農家が食べるお米に困っていても自主的にお米を出させるようなやり方は…とても奸智に長けた感じです。後に続く減反制度といい、政府が介入した...

戦後農家の厳しい現実と、健気な姿が好対照です。 部落責任供出制度についてはよく知りませんでしたが、農民同士で割り当てを決めさせ、相互に監視をさせ、農家が食べるお米に困っていても自主的にお米を出させるようなやり方は…とても奸智に長けた感じです。後に続く減反制度といい、政府が介入したお米の管理は問題が続くのですが、昨今のフードロスなんかは消費者(わたしも含めて)のせいとも言えますね…お米に限った話ではないですが、作った正司や武、えつ子にさと子におばあちゃんがいる、とご飯を見て思い起こせばとても粗末になんかできません。そう育ててくれた両親には感謝です。 あとがきに、農民を描いたミレーについての言及があります。その絵に〝美しい〟と泣く時は来ないかもしれませんが…心が落ち着く感じが好きです。モネの積みわらも好き。…単に田舎育ちだからかな?

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2012/09/16

表紙裏 鬼怒川べりの村に、朝な夕な筑波山を仰いで育った四人の兄妹たち――中学三年の正司から武、えつ子、数え年七つのさと子。父は太平洋戦争中、ガダルカナルで戦死した。兄妹は、母を助けて畑仕事に精を出すが、その母も破傷風で急死し、祖母を囲み小さな手をとりあって力いっぱい生きてゆく・・...

表紙裏 鬼怒川べりの村に、朝な夕な筑波山を仰いで育った四人の兄妹たち――中学三年の正司から武、えつ子、数え年七つのさと子。父は太平洋戦争中、ガダルカナルで戦死した。兄妹は、母を助けて畑仕事に精を出すが、その母も破傷風で急死し、祖母を囲み小さな手をとりあって力いっぱい生きてゆく・・・。毎日汗を流して土に生きる人たちの純粋な美しさを謳った名作。毎日出版文化賞受賞。 目次 第1章 山ざる 第2章 野生の花 第3章 夜の太陽

Posted by ブクログ

2010/01/04

農村に住む貧しい家族の話。みんながんばっている、のに、なかなか認められない……切なくて、心がきゅっとする。

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