商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1998/02/05 |
JAN | 9784000029131 |
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
どこかの書評で見たのか、図書館で気になったのか。もう25年前くらいの子どもの本ガイドブック。読書界隈も、子どもの状況も、当時とは隔世の感があるけど、本書で語られる内容は、ほぼ今の世界にも共通する問題。そして、いわゆる古典と呼ばれる作品群は、やっぱり世代を超えて強いな、と。特に気に...
どこかの書評で見たのか、図書館で気になったのか。もう25年前くらいの子どもの本ガイドブック。読書界隈も、子どもの状況も、当時とは隔世の感があるけど、本書で語られる内容は、ほぼ今の世界にも共通する問題。そして、いわゆる古典と呼ばれる作品群は、やっぱり世代を超えて強いな、と。特に気になったのは下記。 子どものための美しい国
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
河合隼雄さんが自分の家族を自分の文章に入れ込むのは珍しいです。 河合:やっぱり自分の子どもですね。子どもが読むでしょう。一緒に読んだらめちゃくちゃにおもしろい。もともとぼくは子どものときから好きだったんですけれども、子どもが読みだして読むとおもしろいので、子どもとこっちで教えあいになるんですね。子どもが見つけてきて「お父さん、これおもしろいね」と言うし、こっちも「これオモロイぞ」とか言ってね。 長田:ぼくもそうでした。 河合:子どものほうもお父さんにええのをすすめて、「おもろかった」言うたら喜んでくれました。それで、新任の教師にいい児童文学を推薦してくれと言われて、子どもに訊いたら、三人ともケストナーの『飛ぶ教室』と言いましたね。 長田:『飛ぶ教室』は、まさにそれを読んだ人間と、まだ読んでない人間をはっきり分けちゃう。
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児童文学、ほとんど読んでこなかった(ミステリーばっかり読んでました)。司書になり、あらすじは知っているけど、読んだことない本に挑戦中。 紹介されている本、読みたくなり、何冊かポチッたり、本屋へ駆け込んだり・・・(笑) ああ、子どもの頃どっぷりハマりたかったなあ。その後悔の気持ちを...
児童文学、ほとんど読んでこなかった(ミステリーばっかり読んでました)。司書になり、あらすじは知っているけど、読んだことない本に挑戦中。 紹介されている本、読みたくなり、何冊かポチッたり、本屋へ駆け込んだり・・・(笑) ああ、子どもの頃どっぷりハマりたかったなあ。その後悔の気持ちを子どもたちに伝えていきたい。 大人になった今読んでも、また違う発見や楽しみがある、と思う。 いろいろ読みたいなあ。 長田さんの言葉で 『子どものときに読まなかった子どもの本が、記憶のなかにいっぱいのこってる。だけど、そうやって記憶のなかにツンドク(積ん読)だけで読まなかった子どもの本というのを、大人が自分のなかにどれだけ持っているかが、じつはその大人の器量を決めるんじゃないかなあ。』 『ツンドクというのは、読まないのとちがうんですね。何かの拍子に読める、そして夢中になるのがツンドクなんですね。』 とあり、読書って自由に楽しめばいいんだなあ、おとなも。と改めて感じた。
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