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フォイエルバッハといえば、「神学とは人間学である」と言い、今までの観念論的哲学を唯物論に橋渡しした哲学者だが、エンゲルスは彼を批判することで、唯物論をラディカルに進めている。 フォイエルバッハを認めつつも、彼の限界を見定め、完膚なきまでに批判する様は、いかにもドイツ的である。 ...
フォイエルバッハといえば、「神学とは人間学である」と言い、今までの観念論的哲学を唯物論に橋渡しした哲学者だが、エンゲルスは彼を批判することで、唯物論をラディカルに進めている。 フォイエルバッハを認めつつも、彼の限界を見定め、完膚なきまでに批判する様は、いかにもドイツ的である。 ただ、エンゲルスが進歩史観においてフォイエルバッハを位置付けたことで、ここまでの名声を獲得したということはあるだろう。
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マルクスの思想は、ヘーゲルとフォイエルバッハの思想から多大な影響を受けている。これらの人物の思想を知ることが、マルクスをより深く理解するのに繋がるのである。 本書は、エンゲルスによる、フォイエルバッハを批評した本である。フォイエルバッハが唱えた唯物論は、マルクス主義に繋がる唯...
マルクスの思想は、ヘーゲルとフォイエルバッハの思想から多大な影響を受けている。これらの人物の思想を知ることが、マルクスをより深く理解するのに繋がるのである。 本書は、エンゲルスによる、フォイエルバッハを批評した本である。フォイエルバッハが唱えた唯物論は、マルクス主義に繋がる唯物史観と深く関わるのであるが、フォイエルバッハの思想は従来のドイツ哲学と一線を画す特徴がある。それは人間と自然との関係に注目したことである。観念的、超越的な要因を除いて、このような思想に至ったのは注目すべき点である。
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エンゲルスが史的唯物論・弁証法的唯物論を、フォイエルバッハ批判の形をとりつつわかりやすく総括した著作。マルクス以前の「唯物論」とマルクスやマルクス主義における唯物論の差異を強調している。エンゲルスの文体は、この著作に関して言えば、マルクスよりもわかりやすいというのが個人的感想。
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