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情事 集英社文庫
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情事 集英社文庫

森瑤子(著者)

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情事 集英社文庫

638

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1982/04/25
JAN 9784087505047

情事

¥638

商品レビュー

3.6

15件のお客様レビュー

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2021/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うわ!処女作〜って感じ。森瑤子にもこんなたどたどしく小説を書いてた時代があったんだ。文体はぶつ切れでストーリーも一本調子で森瑤子の小説の中では面白くないけど、驚くのはここからメキメキと磨かれること。並の新人作家なら一本二本書き終えて力尽きることが多いのにね。あと特徴的な「胸が泡立つ」とか「粒子」って表現はこの時から使ってたのだなぁ。「誘惑」は終始雰囲気の悪い夫婦喧嘩であんまり。

Posted by ブクログ

2021/06/20

とても好きな本 言葉が綺麗でラジオみたいにスラスラ入ってくる。 作者を好きになって、他の本も集めました。

Posted by ブクログ

2018/05/17

結婚生活が不幸だ、もう女性としての賞味期限が終わる、とそんな理屈で夫以外の男に簡単に抱かれる女性が出てくる二編。こういう情念は理解できるし、別に夫側の視点じゃなくて彼女たちの情人側の視点で読めばいいのに、どうしてもなんかそうできずにしっくりと読めなかった。結婚を選んだ2人がすれ違...

結婚生活が不幸だ、もう女性としての賞味期限が終わる、とそんな理屈で夫以外の男に簡単に抱かれる女性が出てくる二編。こういう情念は理解できるし、別に夫側の視点じゃなくて彼女たちの情人側の視点で読めばいいのに、どうしてもなんかそうできずにしっくりと読めなかった。結婚を選んだ2人がすれ違っていく心理描写がとてもリアルで上手だった。特に「誘惑」では、なんだこの女って思える「情事」よりもとても良く描かれてると思った。しかし欧米人と結婚する日本人女性ってモチーフが好きな作家だなあと思った。面白かったんだけど、好きでは無い作品。

Posted by ブクログ

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