商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2008/01/11 |
JAN | 9784022503343 |
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たすけ鍼
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たすけ鍼
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2.8
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現代でもかような鍼灸師なり医師なりがいてくれたならば、是非ともかかりつけにしたい。いかにも著者らしく、病の見立てと治療の腕前はもとより、信義に厚い人物を立てる。儲けに一途な大店の商人も、藩の財政を預かる奉行も、染谷に説かれては肯くしかない。他者の痛みを除き、命を救う。さらには、武...
現代でもかような鍼灸師なり医師なりがいてくれたならば、是非ともかかりつけにしたい。いかにも著者らしく、病の見立てと治療の腕前はもとより、信義に厚い人物を立てる。儲けに一途な大店の商人も、藩の財政を預かる奉行も、染谷に説かれては肯くしかない。他者の痛みを除き、命を救う。さらには、武芸達者で齢を重ねても護身に長けているのだから、非の打ち所がない。そりゃあ一度でも交わり、世話になれば虜になるわけだ。しまいには、飢饉を避けんと政にも乗り出して手腕を発揮する。奥方の太郎がまた、名前だけでなく、なかなかの男前なのだ。
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染谷と昭年は、幼い頃からの親友。 二人とも深川の羽織芸者を妻にし、互いに鍛錬をして、身をもって健康に留意し、住人の健康を守る。 金にものを言わして、診療を受けようとする輩には洟も引っ掛けない。 こんな二人に、徐々に傾倒し、大きな米問屋も後進の指導にと資金を提供することを申し出...
染谷と昭年は、幼い頃からの親友。 二人とも深川の羽織芸者を妻にし、互いに鍛錬をして、身をもって健康に留意し、住人の健康を守る。 金にものを言わして、診療を受けようとする輩には洟も引っ掛けない。 こんな二人に、徐々に傾倒し、大きな米問屋も後進の指導にと資金を提供することを申し出る。
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あのね、これ 「深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、腕の巧みさで“ツボ師”の異名を取る。治療院に大人数の食あたりが運び込まれたり、悪徳検校の死病の治療を頼まれるなど、忙しい日々を送る染谷は、深川の米問屋・野島屋仁左衛門の跡取り息子の治療を頼まれる。その帰り道に三人組の賊に襲われる、...
あのね、これ 「深川蛤町で鍼灸師を営む染谷は、腕の巧みさで“ツボ師”の異名を取る。治療院に大人数の食あたりが運び込まれたり、悪徳検校の死病の治療を頼まれるなど、忙しい日々を送る染谷は、深川の米問屋・野島屋仁左衛門の跡取り息子の治療を頼まれる。その帰り道に三人組の賊に襲われる、彼らが持つ匕首には銀細工の“龍”が埋め込まれていた」 ってカバーに書いてあるのね。 だからやっぱりその龍の匕首の事件が一番盛り上がるところだと思うじゃない? なのになんでこんな終わり方するのーーーー! 山本一力さんの本は大好きなんだけど、これは消化不良です。 続編出して、ぜひ解決させてください~!!
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