商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 1979/10/12 |
JAN | 9784492520369 |
- 書籍
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経営者の時代(上)
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経営者の時代(上)
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近代企業は若い ■概要 企業(enterprise)と呼ばれる形態と、家族経営の小規模事業者の違いは何か。それは、複数事業を企業内部に抱え、俸給経営者と中間管理職によるマネジメントがあること。 なぜenterpriseが勃興したのか、それは、市場メカニズムよりもマネジメントの方...
近代企業は若い ■概要 企業(enterprise)と呼ばれる形態と、家族経営の小規模事業者の違いは何か。それは、複数事業を企業内部に抱え、俸給経営者と中間管理職によるマネジメントがあること。 なぜenterpriseが勃興したのか、それは、市場メカニズムよりもマネジメントの方が効率が良くなったから。鉄道による移動革命と通信革命による大量流通と大量生産が背景にある。 ■所感 これまでのいわゆる大企業はレガシーで、これからはティール組織とかプロジェクト型組織だよねー、という指摘は間違いでは無いものの、そもそも大企業というenterpriseがまだ100年前後の歴史しか無いことを学ぶ上でこれ以上ない一冊。経営史を紐解くことで、なぜこれまでの様な企業形態が取られてきたのかを知ることができる。ポーターやドラッガーよりも更に上位の視点、長期視点で捉えている。 三品教授の本にある大量生産、大量消費の説明や、動力革命と通信革命の話もここから来ているのだろう。こちらは完全版なので、完全に読みきるのは難しいが。 家族経営からenterpriseになることで、管理者が登場したことや、経営者が創業者から専門経営者になったことを経営者の時代と評しておるのだろう。 これからの時代に合わせて、企業形態や、そもそも企業というものの存在がどうなっていくのか、経営者とはどうあるべきかを考える上で、少しでも触れておきたい内容だと実感。
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アメリカにおける近代企業の成立過程に関する歴史書である。上巻のキーワードは鉄道と電信であると思われる。
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アメリカ産業における経営者がどのように誕生し、それがどのようにして発展していったかが詳しくわかる。特に鉄道に関して詳細に書かれているが、チャンドラー自身会計が専門ではなかったため、会計分野に関してあまり細かくは触れられていない。 経営を学びたいと思う初心者にはやや難しめの内容。
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