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篤姫の生涯
1,430円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
| 発売年月日 | 2007/11/22 |
| JAN | 9784140055342 |
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篤姫の生涯
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商品レビュー
4
8件のお客様レビュー
鹿児島を知るヒントも満載 篤姫だけでなく、この土地の特有さや改革できた理由がわかりやすい。幾島は50歳越えで篤姫に冷徹に徹して仕えてる。まともに寝ずに働いてる様子もあったとか。大河ドラマ以上に人間味感じられる内容。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸時代、徳川幕府第13代将軍・家定の3人目の正室となった篤姫(天璋院)の伝記。 恥ずかしながら宮尾登美子を読むのは初。しかも篤姫がNHK大河ドラマになったのも知らなんだ(見ないから)。その叙述はまさにNHKのドラマのナレーションのよう。学者や専門の伝記作家が書くような史料に基づく厳密なものではなく、半分小説のようで私見も交えた文章は平易で引き込まれる。典拠は十分?と思うところもあるけど、言い伝えや伝説も書けるのが何とも作家らしくていい。 そして篤姫。何とも気骨のある肝の据わった人で、天皇家から降嫁した和宮と対比することでその特徴が際立っている。大奥のトップにあって幕末の騒乱と幕府解体、維新をわずか20代~30代初めに経験し乗り切るとは、いかばかりのことか。この芯の強さが、昔の日本人の美徳とされたものなのかな。もちろん、現代の別の目から見れば「嫁いだ先が終焉の家」のような考えはネガティブかもしれないけど。 人間関係や婚姻、家族が政略によって決まった時代。その時代の上層にいる、ということは、ある意味(最後の将軍・慶喜が言うように)誰にとっても難儀なものなのかもしれない。まして「個人の幸福」「自我の充足」など望むべくもないのかもしれない。ではどこに人生の意義を見出すか。政略に代表される形式・制度といった形而上的なものにどれだけ寄与できたか、ということなのだろうか。劇的だけど、はかない。
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大河ドラマの原作にもなった小説『天璋院篤姫』とはまた違った面白さがありました。 宮尾登美子さんなりの篤姫に対する考察を読むことが出来てとてもよかったです。 実際にどんなことを考え、何を感じ、何をしたのか。史料からは分からない見えてこない部分を想像を膨らませて考える。そうやって、...
大河ドラマの原作にもなった小説『天璋院篤姫』とはまた違った面白さがありました。 宮尾登美子さんなりの篤姫に対する考察を読むことが出来てとてもよかったです。 実際にどんなことを考え、何を感じ、何をしたのか。史料からは分からない見えてこない部分を想像を膨らませて考える。そうやって、宮尾さんの小説が出来上がっていくんだなぁと思いました。
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