タイタス・アンドロニカス 白水Uブックス6シェイクスピア全集

ウィリアム・シェイクスピア(著者), 小田島雄志(著者)

• 販売会社／発売会社: 白水社
• 発売年月日: 1983/10/01
• JAN: 9784560070062

商品レビュー

2022/12/23

夏休みに高野山に向かう道中で読み始める「シェイクスピア史上最も残酷で美しい」と言ってる方がいましたが、私にはただ残酷で四肢を切断されても生きている意味が分からず、なぜ残虐な行為で抑制するか理解に苦しむ。しかし読み返してみたい…果たして新しい感想が生まれるか？ポジティブな感情は増えるか？

2010/10/02

彩の国シェイクスピアシリーズ。

お芝居は長かったし重かった印象があったけど、なんか本はすらすら読めた。

極悪非道の限りを尽くしたアーロンの最後の方の台詞は、ひどいを通り越して、清々しく感じてしまった。

それにしても凄まじい復讐劇だな。。

2007/04/29

Ｆ・ベーコンは
「復讐は野生の正義なり」といったそうだ。
ならば、タイタスは非文明的ということになりはしないか。
なんにせよ重たく、シェークスピア中一番残酷といえよう。「アテネのタイモン」のラストでは赦しがあることも参照。