- 新品
- 書籍
- 新書
日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか 朝日新書
814円
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2007/11/12 |
JAN | 9784022731838 |
- 書籍
- 新書
日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本はなぜ地球の裏側まで援助するのか
¥814
在庫なし
商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
今更ながら必読であった。 JICA、JBICの再編前なので少し内容は古いものの。 国際協力を考える基礎(外交、意義、政府や組織、予算や財政)のほか、ODAの枠組みやDACリストと援助基準、世銀など国際機関とのせめぎ合いにも言及。ODAのみならずJBICの融資(25%未満のOOF)...
今更ながら必読であった。 JICA、JBICの再編前なので少し内容は古いものの。 国際協力を考える基礎(外交、意義、政府や組織、予算や財政)のほか、ODAの枠組みやDACリストと援助基準、世銀など国際機関とのせめぎ合いにも言及。ODAのみならずJBICの融資(25%未満のOOF)といった枠組みを概観。国際援助の大義についても色々と述べられている。もっと早く出会いたかった。 また、なんなら、インドネシアのウォノギリダムやビリビリダム話も登場したのには驚いた。 インフラ分野の協力の重要性についても、これらのダム案件にも触れながら語られており、バランスのよさに好感(p88)。 その際、ゼネコンや商社やコンサルといったセクターの役割や国際機関における日本人の重要性の指摘にも好感。 環境社会配慮の必要性にも言及はしつつも、共産党的な一面的な批判にも距離をおく。 終盤では、メディアの目線や視座が多く、若干ジャーナリズム風の論調もみられるしやや冗長ではあるものの、やはりバランス感覚もちらつかせる。 なお、中国との関係についても考えさせられる。OECDのDACの枠外でやっている時点で、争うこと自体どうなのか、とも実感した。 よく練られた内容で充実しており、やや古い新書ながら、インフラ輸出に携わる者にとっては必読かと。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ODAは国際的視点、長期的な視点でとらえるべきことで、普段考える視点がなんと狭いことかと感じてしまう。書かれた時期が5年以上前で現状は本書に書かれた内容と大きく違ってきている部分も多くあると感じた。資料を自分の中で更新していき他人事としてとらえず考えていきたいテーマだと思う。
Posted by
国際援助の構造を知りたい方には良書。 何もない日本、だからこそ国際援助は不可欠。他国との関係が悪化して輸入が止まったらいまの暮らしは維持できない。
Posted by