商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/11/09 |
JAN | 9784480423962 |
- 書籍
- 文庫
語りかける花
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語りかける花
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商品レビュー
4.7
7件のお客様レビュー
自然から色をいただくということ。 色というものは元々、むせかえるような植物の香りや、樹皮を剥いだり、花を摘んだり、五感にもっと近いものだったのだなと気づかされました。 「染め」のはなしを通して、生き死にのことまで、深く思考するきっかけとなります。 美しい文章にどっぷりと浸かりたい...
自然から色をいただくということ。 色というものは元々、むせかえるような植物の香りや、樹皮を剥いだり、花を摘んだり、五感にもっと近いものだったのだなと気づかされました。 「染め」のはなしを通して、生き死にのことまで、深く思考するきっかけとなります。 美しい文章にどっぷりと浸かりたいとき、とてもおすすめです。
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登場する著作・著者 谷崎 潤一郎:蘆刈 ブレーク:無垢の歌、経験の歌、セルの書 柳田国男:妹の力 白洲正子:老木の花 柳宗悦 幸田露伴 幸田文 シュタイナー 小林秀雄 西行:山家集 :さむがりやのサンタ 本居宣長:玉勝間 紫式部:源氏物語 谷崎潤一郎:陰翳礼讃 ギリシャ神話 リル...
登場する著作・著者 谷崎 潤一郎:蘆刈 ブレーク:無垢の歌、経験の歌、セルの書 柳田国男:妹の力 白洲正子:老木の花 柳宗悦 幸田露伴 幸田文 シュタイナー 小林秀雄 西行:山家集 :さむがりやのサンタ 本居宣長:玉勝間 紫式部:源氏物語 谷崎潤一郎:陰翳礼讃 ギリシャ神話 リルケ:マルテの手記 リルケ:オルフェイスへのソネット 大岡信編:日本の色 古今和歌集 大岡信:言葉と力 白洲正子 夏目漱石:それから ホイットマン 真壁仁:紅花幻想 加藤藤九郎:土と炎の迷路 上村松園:青眉抄、人生の花 宮沢賢治:雁の童子 三島由紀夫:日本文学小史 タゴール シュタイナー:色彩の本質 片山敏彦:心の遍歴、ときじく ロマン・ロラン ヘルマン・ヘッセ 道元 登場するクラシック ワーグナー:楽劇「パルジファル」 アルヴォ・ベルト:ヨハネ受難曲 六十の手ならいというのは、六十歳になって新しいことを始めるという意味ではなく、今まで一生続けてきたものを、改めて最初から出直すことだと言う。 平凡を非凡に務める 真実一路の旅なれど 真実、鈴ふり、思い出す
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京都東山の朝焼けの光景、近江八幡の琵琶湖の向こうに沈む夕日、そんな自然の景観を言葉で写し取ろうとする姿勢には、筆者が自然の樹木や草花から染色するための「色をいただく」作業に通じる確かな観察眼がある。 個人的には、雪国の中学生との交流が書かれた「藤原の桜」をたいへんおもしろく読んだ...
京都東山の朝焼けの光景、近江八幡の琵琶湖の向こうに沈む夕日、そんな自然の景観を言葉で写し取ろうとする姿勢には、筆者が自然の樹木や草花から染色するための「色をいただく」作業に通じる確かな観察眼がある。 個人的には、雪国の中学生との交流が書かれた「藤原の桜」をたいへんおもしろく読んだ。 筆者の染めた糸で織られた衣装の展覧会などがあれば、ぜひ見てみたい。
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