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時の声 創元SF文庫
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時の声 創元SF文庫

J.G.バラード(著者), 吉田誠一(著者)

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時の声 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1969/04/25
JAN 9784488629052

時の声

¥880

商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2024/12/03

2024年12月2日読了。滅びに向かう惑星・宇宙・人間たちを描く物語たち。図書館にあったリサイクル文庫にて読了。本も変色した、クラシックなSF短編集であり、読みにくさも多分にあったがずっしりと切ない読後感の残る、よいSFだった。奇抜な設定の物語も多いが、人間の心が生み出す切なさを...

2024年12月2日読了。滅びに向かう惑星・宇宙・人間たちを描く物語たち。図書館にあったリサイクル文庫にて読了。本も変色した、クラシックなSF短編集であり、読みにくさも多分にあったがずっしりと切ない読後感の残る、よいSFだった。奇抜な設定の物語も多いが、人間の心が生み出す切なさを直接描写せず読む側にゆだねるお話・技巧に感じ入るところが多かった。『音響清掃』『深淵』あたりが好み。『マンホール69』『重荷を背負いすぎた男』などは星新一のショートショート的な不条理感・びっくり感もあって面白い。長編が高名な作家のようで私はよく知らなかったが、『破滅三部作』読んでみたい。

Posted by ブクログ

2020/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

積ん読SF消化キャンペーン。抽象的な描写が多く、やや目が滑ってしまった。いつもながらの乾いた白昼夢感は好き。特に表題作。音響清掃、マンホール69、深淵はイメージがつきやすかった。深淵、地球が滅びつつあるのに老科学者が死んだ魚を剥製にするか聞くのが悪趣味でよかった。

Posted by ブクログ

2016/12/11

ひとりバラード祭り開始! 中学の時に破滅三部作を読んで、意味がわからないけれどなんとなく気になる存在のバラード。 なぜかむしょうに読みたくなって短編集に挑戦してみる。 面白いではないか!めちゃめちゃ面白い!! SFが探求すべき場所は深宇宙ではなく、現実と精神の設定となるところ...

ひとりバラード祭り開始! 中学の時に破滅三部作を読んで、意味がわからないけれどなんとなく気になる存在のバラード。 なぜかむしょうに読みたくなって短編集に挑戦してみる。 面白いではないか!めちゃめちゃ面白い!! SFが探求すべき場所は深宇宙ではなく、現実と精神の設定となるところ、いわゆる内宇宙であるとして60年代から活躍した作家です。初期の50年代の作品と60年代の作品はそういう意味で掘り下げ方が明らかに深くなってなっていく様子が短編でも伺えて興味深いです。 「音響清掃」なんて音の残響が残っているのを掃除するソノヴァックなんてガジェットを使いつつも、活躍する場所が奪われてしまったオペラ歌手の悲哀を描いて切ない作品だし、冒頭の「時の声」なんて人間を昆虫のように観察して掘り下げていきます。 そうなのです、ディックのように不安を読者と共有するというよりは、精神科学的な外からの視線で観察されます。分析結果は読者次第。 深いなぁ。

Posted by ブクログ