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110センチの視野 電動車椅子のファンキー野郎アメリカ留学激闘記
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110センチの視野 電動車椅子のファンキー野郎アメリカ留学激闘記

平野誠樹【著】

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110センチの視野 電動車椅子のファンキー野郎アメリカ留学激闘記

1,257

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アートオフィスプリズム/幻冬舎
発売年月日 2007/11/06
JAN 9784344950603

110センチの視野

¥1,257

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2015/02/08

おおまかには,アメリカ留学記. 今まで読んだどの本よりも語り口がポジティブで, 全くと言っていいほど,ネガティブことが書かれていない. 「電動車いすのファンキー野郎」とサブタイトルにも書かれているが, 著者は筋ジストロフィー症を患っているため,車いすを使っている. しかしよ...

おおまかには,アメリカ留学記. 今まで読んだどの本よりも語り口がポジティブで, 全くと言っていいほど,ネガティブことが書かれていない. 「電動車いすのファンキー野郎」とサブタイトルにも書かれているが, 著者は筋ジストロフィー症を患っているため,車いすを使っている. しかしよくある闘病記のように,筋ジストロフィー症がどれだけ大変な病気かとか,病気の症状なんてのは殆ど書かれておらず,病気に関する説明は必要最低限で徐々に書かれている. 著者も,ほとんど病気のことは知らないと書いていて, なるほど,ファンキー野郎だ. プロスポーツ選手の書籍ではフィジカルとメンタルのことについて,体験談が書かれていることが多い. 著者も同様にして,自身の体験,アメリカ留学や記者としてパラリンピックに取材に行ったことなどを書いている. 人や環境を知るという意味で有益だった. ヘルパーがいないと生活できないのに, 現地に渡航してヘルパーを探すというのもファンキー. いろんな人にアグレッシブに関わること, 人との出会いは大切だと再認識した. 東京でオリンピックが開かれると聞いているが, パラリンピックを開催するには,当然のようにバリアフリー化を行う必要がある. 現状の都心では,まだまだだと思われるのだけれど,どうなんだろうなぁ.

Posted by ブクログ

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