商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 西日本新聞社 |
発売年月日 | 2007/10/20 |
JAN | 9784816707360 |
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商品レビュー
4.5
16件のお客様レビュー
子どもたちにできること。それはただ愛情を惜しみなく注いであげること。それをするかしないか。子どもはきっと目に入れても痛くないはずだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今読んでる途中。思わず涙が。。。 気になるフレーズをいくつか。 ・子どもはお乳と一緒に愛を食べて大きくなっていきます。 ・ある保育園の園長先生の言葉「乳児には肌を離さないで、幼児には手を離さないで、小学生には目を離さないで、思春期の子どもには心を離さないで」
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助産師であり、子育てアドバイザーや思春期の子どもの相談を受けたり、「生」「性」「いのち」「食」をテーマにした講演活動をする内田美智子さんと九州大学農学部助教授の佐藤先生の著書。 ふつうの人が一生で何度かしか体験することのない出産の現場に何千回と立ち会って、赤ちゃんを取り上げてき...
助産師であり、子育てアドバイザーや思春期の子どもの相談を受けたり、「生」「性」「いのち」「食」をテーマにした講演活動をする内田美智子さんと九州大学農学部助教授の佐藤先生の著書。 ふつうの人が一生で何度かしか体験することのない出産の現場に何千回と立ち会って、赤ちゃんを取り上げてきた助産師さんから見た「生」の在り方について教えられる。 子どもが小さいうちは、なんでこんなに泣くんだろうと思うくらい泣き続けることもあるけど、子どもが泣くのは本能であり、ひとりでは何もできない自分を守ってもらう唯一の手段。そのうち子どもは、人に見えないとこで泣くようになるんだから、しっかり泣かせて、しっかり抱き締めてあげることが大切。 そして、最近あまりにもオープンになりすぎた「性」に関しては、理解がよすぎる親になるのではなく、昔のように家庭で簡単に「性」の話ができない環境が望ましい。 「性」は秘め事であるという意識をもちつつ、性の役割、大切さは同性の先輩や同性の専門家から話を聞く機会をつくる。それも、できればマンツーマンで。 また、子どもの心をつくるのは、やはり家庭での「食」が原点になる。 もちろん何を食べるかにもよるけど、家族で食卓を囲むこと、子どもに料理を手伝わせることで、心の豊かさを育み、いつでも帰れる場所をつくることができる。 飽食の時代と言われる今、何かあればおやつや間食、家になくてもコンビニですぐに買い食いをする習慣はなくし、お腹を空かして家族でご飯を食べることが大事。 「生」と「性」と「食」は繋がっている。 子どもを育てるというかけがえのない大仕事ができる今、今しかできない体験を噛み締めて、たっぷりの愛情を注いでいこうと再確認させられる一冊でした。
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