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不思議の足跡 最新ベスト・ミステリー カッパ・ノベルス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2007/10/25 |
JAN | 9784334076658 |
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不思議の足跡
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不思議の足跡
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商品レビュー
3.6
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※このレビューにはネタバレを含みます
不思議の足跡 不思議な探偵・事件の推理小説の短編を集めたアンソロジーです。収録作品は以下の通りです。 吹雪に死神 伊坂幸太郎 著 15−57 酬い 石持浅海 著 59−84 あなたの善良なる教え子より 恩田陸 著 85−98 ナスカの地上絵の不思議 鯨統一郎 著 99−121 暴君 桜庭一樹 著 123−151 隠されていたもの 柴田よしき 著 153−180 東京しあわせクラブ 朱川湊人 著 181−212 とまどい 高橋克彦 著 213−223 八百万 畠中恵 著 225−259 オペラントの肖像 平山夢明 著 261−286 ロボットと俳句の問題 松尾由美 著 287−332 箱詰めの文字 道尾秀介 著 333−353 チヨ子 宮部みゆき 著 355−370 悪魔の辞典 山田正紀 著 371−396 Do you love me? 米澤穂信 著 397−428 この中で、初めて読ませてもらったのが、柴田さんと松尾さん、道尾さんの3人です。 ”隠されていたもの”は、ゴミ屋敷へ取材に行ったフリーのライターがゴミ屋敷で驚愕のものを見つけ、ゴミ屋敷の秘密に深入りしていってしまう話で、竹蔵の好みのストーリーでした。”ロボットと俳句の問題”と”箱詰めの文字”は共に、トリックを使うためのお膳立てだなあという設定が見え見えで”もう少し頑張りましょう”という感じでした。 ”チヨ子”は幼い頃大切だったものを思い出させてくれるちょっと良い話で気に入りました。”オペラントの肖像”はF.K.ディックのような緊張感のある短編で、これも好ましかったです。 竹蔵は昔”ショートショートランド”というショートショートを専門にしている雑誌を愛読していましたが、その頃のことをちょっと思い出させてくれたアンソロジーでした。 カミソリのように切れる短編集をご存じの方がおられたら、是非ご教示下さい。 竹蔵
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2009/5/23 読む 伊坂幸太郎 を 読んでみようと思った2冊目。 1冊目はコレ ⇒ 陽気なギャングが地球を回す 複数作家の短編集 (アンソロジー)を選んだのに 深い意味は無かったのだけれど、 伊坂幸太郎のついでに! 知らない作家をまとめて読めるので、いいかなと・・・。 ...
2009/5/23 読む 伊坂幸太郎 を 読んでみようと思った2冊目。 1冊目はコレ ⇒ 陽気なギャングが地球を回す 複数作家の短編集 (アンソロジー)を選んだのに 深い意味は無かったのだけれど、 伊坂幸太郎のついでに! 知らない作家をまとめて読めるので、いいかなと・・・。 日本推理作家協会が選んだ作家(**賞受賞の経歴がある作家がほとんど)の短編が次々と披露される。 意外に感じたのは収録の順番!? 当然 読む人が 内容のバランスと展開の不思議さ を 感じるように並べてあるかと思えば・・・ えらい順でも無く 単なる作家の50音順でした。つまんない。 とはいえ、宮部みゆきと伊坂幸太郎 以外は知らないので、50音並びでも問題なかったね。 レストランのシェフおまかせコースというか、串焼き店主おまかせコースのような、次になにが出てくるかわからないのが、短編集の面白さ。 それも、ホラー、幻想、SFのベストミステリー。 ホラーは苦手なのに〜。 で、ページをめくるのが かなり ドキドキでした。 最初の数ページで 作品の好き嫌いはほとんど決定、短編だからイマイチのも終わりまで読みます。 で、気に入った作家の本は また探してきましょう。 ぴりりとスパイスが効いた話、ほんわか味わい深い話、そういうのがいいね! 読んでるときは、まぁ面白くても、結局 なんかつまらないのも多かった・・・。 ◎ 収録作品 ◎ 伊坂幸太郎 「吹雪に死神」 石持浅海 「酬い」 恩田 陸 「あなたの善良なる教え子より」 鯨 統一郎 「ナスカの地上絵の不思議」 桜庭一樹 「暴君」 柴田よしき 「隠されていたもの」 朱川湊人 「東京しあわせクラブ」 高橋克彦 「とまどい」 畠中 恵 「八百万」 <=== よかった 平山夢明 「オペラントの肖像」 松尾由美 「ロボットと俳句の問題」 <=== よかった 道尾秀介 「箱詰めの文字」 宮部みゆき 「チヨ子」 <=== よかった 山田正紀 「悪魔の辞典」 米澤穂信 「Do you love me?」 == ** == ** == ** == ** == ** == ** == ** == 内容: '04〜'06年に発表された短編ミステリーを厳選し、テーマ別に編纂した三年に一度のベスト・アンソロジー。三カ月連続刊行の第二弾、テーマは「不思議」! ファンタジー、ホラー色溢れる逸品をご堪能あれ! 作家: 宮部みゆきほか 旬の作家が誘(いざな)う幻想の世界! 「編纂序文」より ◇ ジャンルの枠を超越した“逸品”揃い 〜 編纂委員 千街晶之 本書では、ホラーや幻想小説、あるいはSFといった括りは外し、敢えてタイトルに「不思議」という言葉を用いた。収録作を見渡すに、ホラーとかSFといったジャンル分けには収まりきらないような豊饒さが、そこにはあると判断したからである。 これからのミステリの傾向を占う上で必要なのは、論理か感情か、あるいは光か闇かといった二者択一を迫ることではなく、両者の共存を認めた上で、その関係をまるごと問う作業なのである。本書はそのための恰好のサンプルと言えるだろう。 ◇ 短編集は売れない? 〜 日本推理作家協会常任理事 福井晴敏 小説短編集は売れないと言われる。複数作家によるアンソロジーとなると、さらに敬遠されがちになるのが実情だ。かく言う筆者も、どうせ読むならドシンと重たい長編を、と思ってしまう。 が、ご存知だろうか? 世に傑作と謳われる映画の多くは、短編小説を原作としている事実を。発想と構成という点において、作り手が投入するエネルギーは長編も短編も変わらないのだということを。本書に収録された玉編の中に、十年後の伝説が潜んでいる可能性は十分にある。決めるのは時間、確かめるのはあなただ。
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何かミステリーが読みたいた思って、借りてきた。短編だから、いろんな話があって楽しかった。だけど、1つ別で読んだことあった話もあった。あとは、ちょっと読んだけど私には合わない話もあった。まぁ、そこが短編集のいいところかな。 2017.6.4 読了
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