商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1982/09/01 |
JAN | 9784062002349 |
- 書籍
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焦茶色のパステル
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焦茶色のパステル
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
幕良にある幕良牧場で男性二人と馬二頭が射殺された。被害者は競馬評論家の大友隆一と牧場長の深町。 隆一は死の直前、幕良牧場の馬について何か調べていたらしい。 大友の妻の香苗は友人の芙美子と事件について調べだすが話は以外な方向へ。。。 第28回江戸川乱歩賞受賞作にして岡嶋二人さんの...
幕良にある幕良牧場で男性二人と馬二頭が射殺された。被害者は競馬評論家の大友隆一と牧場長の深町。 隆一は死の直前、幕良牧場の馬について何か調べていたらしい。 大友の妻の香苗は友人の芙美子と事件について調べだすが話は以外な方向へ。。。 第28回江戸川乱歩賞受賞作にして岡嶋二人さんのデビュー作。23年前の作品です。 『焦茶色のパステル』って、ずっと色を塗るパステルのことだと思っていましたが、パステルっていう黒鹿毛の馬のことだったのですね。 競馬についてはまったく素人なので競馬や馬についての説明はわかりませんでしたがそれでも面白かったです! 探偵役の芙美子も魅力的な女性でしたし、なにより彼女の部屋の様子が気にいりました。 部屋の中央にセミダブルのベッドを置いてその上で何でもやっちゃったり、床の上に大理石の板を置いてテーブル代わりにしたり。なんて絵になりそう! こいつが怪しい、と思っていた人物がやっぱり犯人でしたが、動機!これは驚きでした。そっちでしたか~。やられました! これがデビュー作だなんて!ほんとうにすごい作家さんたちだったのですね。 ひとつ、妙なことですが気になったのが芙美子と香苗の会話で未亡人について話しているところ、 「未だ亡くならざる人、なんてさ。この言葉考えたのは、絶対に男だね。」 同じようなセリフを他の作品でも読んだ記憶が出てきたのですが、どうしても作品名が思い出せなくってなんだか気持ちが悪いのです(笑)。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5366644.html) 江戸川乱歩賞(1982/28回)
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競走馬の牧場での殺人。 真相を探るために被害者の妻が立ち上がる。 競馬界を揺るがす意外な事実が。
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