商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1982/10/01 |
JAN | 9784061805156 |
- 書籍
- 新書
徳川家康(15)
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徳川家康(15)
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◆難波の夢の巻。 巨星堕つ。朝鮮出兵は結果としては、多くの被害と損失を出しただけで何ら得ることはなかった。 一方、この戦いの最中、淀殿が生んだ拾君が秀吉に与えたのは歓喜と余命幾許もない自身の生への執着でしかなかったか。 が、老い先短きを悟った秀吉は、拾君を元服させ、彼と家康の孫、後の千姫との婚約を結ばせる。それは秀頼の後事を家康に託すことに他ならず、彼の生の花は北野醍醐の花見の際の、満開の桜の中で尽き果てていく。 「露と落ち 露と消えにし我が身かな 浪花のことも夢のまた夢」の辞世を残し、秀吉は逝去。 朝鮮出兵の失敗と、幼少の豊臣秀頼を残したことで、豊臣政権、殊に秀吉子飼いの大名間に大きな火種を残したままの旅立ちであった。
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